「シェア・ザ・バウムクーヘン」× おてらおやつクラブのご報告(2017年)

Posted on 2017年4月23日

 

4月のおてらおやつクラブといえば、「バウムクーヘンのおすそわけ」です。
これは、3月3日~8日そごう神戸店、3月15日~21日そごう広島店で行われた「バウムクーヘン博覧会」(主催:神戸スイーツ学会)において「シェア・ザ・バウムクーヘン」というチャリティコーナーがあり、来場者の100円以上の寄付をもとに全国の子どもたちにバウムクーヘンをプレゼントしようという企画。昨年に引き続き今年もその送り先の協力団体として、おてらおやつクラブが選ばれました。

 

▼ そごう神戸店 MONTHLY PRESS | バウムクーヘン博覧会
https://www.sogo-seibu.jp/kobe-press/201702-01-baumkuchen/

 

 

 

今年もおてらおやつクラブに参加登録している全国の寺院へ呼びかけたところ、昨年の希望寺院を大きく上回る105カ寺のお寺が希望されました。そして実際に届けられるバウムクーヘンの合計数はなんと10,005個!
10,005個のバウムクーヘンが子どもたちの元へ徐々におすそわけされています。届いたバウムクーヘンは、お釈迦さまの誕生日(4月8日)を祝う花まつりの行事や子どもが集まる機会に配布したり、支援団体へのおやつと一緒にお届けしたり、さまざまな場面で活用されています。

 


(昨年の様子)

 

▼ 【シェア・ザ・バウムクーヘン】バウムクーヘンおすそわけのご報告(2016年)
http://otera-oyatsu.club/2016/06/09/baum/

 

昨年もバウムクーヘンを囲んでたくさんの子どもたちに笑顔が生まれました。既に今年も多くの子どもたちの元にバウムクーヘンのおすそわけが届いています。

 

「子どもたちが箱いっぱいのバウムクーヘンを見てビックリし、喜んでいたので、こちらも嬉しくなりました 」(お寺さまからの声)

 


(一人ずつにバウムクーヘンを手渡すお寺さまも)

 


(NPO法人 あめんど の皆さま)

 

こうした団体や企業からの寄付から生まれるおすそわけが最近増えてきています。一人でも多くの子どもたちが笑顔で健やかに育っていけるよう、おてらおやつクラブが団体や企業と子どもたちの橋渡しをしていきたく願っています。どのようなご相談でも、いつでもおてらおやつクラブへご連絡ください。

 

今年もこのご縁をくださった神戸スイーツ学会さま、ご協力いただいた参加寺院さま、そして「シェア・ザ・バウムクーヘン」に参加くださった皆さまに感謝いたします。

 

さて、5月24日(水)に奈良の東大寺にて「おてらおやつクラブ活動報告会」を開催いたします。これまで多くの子どもたち、ご家庭、支援団体、寺院とご縁をいただき育んできました。今回ご紹介したバウムクーヘンを寄付された団体さまもその一つです。活動報告会ではおてらおやつクラブの「これまで」のご縁の軌跡と、「これから」の展望について皆さまと共有してきたいと思います。皆さまのご参加をお待ちしております。

 

 

▼ おてらおやつクラブ活動報告会@東大寺 詳細
http://otera-oyatsu.club/2017/03/24/todaiji/

 

▼ 参加申し込みフォーム
https://goo.gl/S2ST4V

【お知らせ】2017年5月24日 おてらおやつクラブ活動報告会@東大寺

Posted on 2017年3月24日

 

「おそなえ」を「おさがり」として「おすそわけ」するお寺の社会福祉活動、「おてらおやつクラブ」も活動開始から3年が経ちました。全国600のお寺さまが、母子家庭支援団体や社会福祉協議会など250を超える団体さまと連携し、国内の貧困問題を解決するために活動を行っています。

 

このたび、「おてらおやつクラブ」事務局は、東大寺さまの協力の下、3年間のこれまでの活動を振り返り、そして活動のこれからをお伝えする報告会を開催することになりました。2013年5月24日、大阪でお母さんと娘さんが餓死状態で発見されるという事件が起こりました。おてらおやつクラブを始めるきっかけともなった悲劇です。当日は参加の皆さんとともに、祈りを捧げる時間を予定しています。

 

東大寺といえば大仏さま。盧舎那大仏造立の詔を発せられた聖武天皇は、大仏さまの造像にあたり、広く国民に「一枝の草、ひとつかみの土」の助援を呼びかけられました。多くの民を協力者としえ造立を果たそうとしたもので、この精神は東大寺や大仏さまの再興や修理にあたって、現在に至るまで常に受け継がれてきています。

 

国内の貧困問題が深刻です。多くの人々がこの問題に関心を持ち、自分たちにできることはないか?と全国各地で動き始めています。「おてらおやつクラブ」も、大仏造立の精神を受け継ぎ、多くの人々のお力添えで全国規模の活動になってきました。しかしまだまだ問題の解決には程遠い状況です。

 

「おてらおやつクラブ」の活動報告会が、「なにかできることはないか?」のきっかけとなれば嬉しいです。皆様のご参加をお待ちしております。

 

おてらおやつクラブ活動報告会@東大寺 詳細

 

日時:2017年5月24日(水・友引) 14:00〜17:00(受付 13:00~)

 

会場:東大寺 総合文化センター内 金鐘ホール(定員:320名)

 

対象:ひとり親家庭を支援している団体、個人の方、貧困問題に関心があるお寺、個人の方、すでに同クラブに登録済みのお寺、団体の方
例:こども食堂、社会福祉協議会、若者就労支援、学習支援
NPO、ひとり親会などの活動に関わっておられる方

 

費用:参加費は無料です。会場に募金箱を設置いたします。

 

申込締切:5月17日までに参加お申し込みくださいますようお願いいたします。参加申込多数の場合、早期に締め切る場合がございます。予めご了承ください。

 

■■ 参加申し込み方法 ■■

 

1.WEBフォームから申し込み

こちらの申し込みフォームから必要事項をご記入の上お申し込みください。

https://goo.gl/S2ST4V

 

2.メールで申し込み

おてらおやつクラブ事務局まで必要事項を記載の上、送信してください。メールのタイトルに【東大寺報告会参加申し込み】と記載をお願いいたします。

 

氏名(代表者):
氏名ふりがな:
所属(団体名・寺院名・企業名):
住所:
電話番号:
FAX番号:あれば
携帯番号:
参加人数:おとな◯◯人、こども◯◯人
メールアドレス:
おてらおやつクラブの最新情報を受け取る:はい・いいえ

 

事務局メールアドレス mail@otera-oyatsu.club

 

3.FAXで申し込み

以下よりチラシをダウンロードいただき、必要事項をご記入の上、FAX 050-3488-0963 まで送信してください。

チラシのダウンロードはこちら

 

■■ ボランティアスタッフ大募集 ■■

 

おてらおやつクラブ活動報告会@東大寺で受付・誘導・記録(写真撮影)等をお手伝いいただけるボランティアスタッフを募集します。お手伝いいただける方は以下のフォームよりお申し込みください。

https://goo.gl/0idgVp

 

お申込状況により、ご希望に添えない場合もありますことを予めご了承ください。当日のボランティアの詳細は、後日おてらおやつクラブ事務局よりご連絡させていただきます。

「おてらおやつクラブ」チャリティライブ&マルシェが高松市で開催されます!

Posted on 2017年3月4日

おてらおやつクラブに賛同しているお寺さまが、チャリティライブ&マルシェを企画されました。とてもステキなイベントになっていますので、おてらおやつクラブHPでも紹介しますね。

 

高松市でおてらおやつクラブ説明会が開催された2016年4月以来、高松市仏教会の皆さんは毎月合同でお供え物を持ち寄って支援先に「おすそわけ」を送ってくださっています。今回はその高松市仏教会所属の福善寺(真宗大谷派)さまが、お寺を会場におてらおやつクラブのチャリティイベントをしようと企画されて準備に奔走中。なんと入場料500円がすべておてらおやつクラブへ寄付されるという、驚きのチャリティになっています。

 

福善寺で街のイベントが行われたことはありますが、このようなライブ&マルシェの形式は初めてとのこと。それだけに不安もあるそうですが、それ以上におてらおやつクラブを知ってほしい、子どもや人が寄ってくれるお寺になれば、という思いが強いのだとか。何とも有り難いことです。

 

イベントは子どもから大人まで楽しめるものが盛り沢山。本堂の厳かな空間でのライブ、飲食や販売コーナー、ワークショップなど、お寺の境内全体が賑わうこと間違いなしでしょう。詳細は下記をご確認のうえ、お近くの方もそうでない方もぜひこの機会にご参加くださいませ。

 

「おてらおやつクラブ」チャリティライブ&マルシェ

 

日 時: 3月20日(月・祝)12:00~16:00
場 所: 福善寺 〒760-0044 香川県高松市御坊町1-1
電 話: 087-821-8954
入場料: 500円(中学生以下は無料)
※ 入場料はすべておてらおやつクラブに寄付されます

 

主催・問い合わせ: 福善寺/TEL 087-821-8954
http://www.fukuzenji.jp/
・JRの場合:JR高松駅より徒歩15分
・琴電の場合:片原町または瓦町より徒歩10分
・バスの場合:琴電バス紺屋町より徒歩5分

 

協 力: 高松市仏教会

 

14:00〜
◆ ボサノバ演奏: フェリアード(山本なつき・小山寛治)

 

12:00〜
◆ 飲食
・Benの台所(タパス・コーヒー)
・KuKKIA(天然酵母パン)
・SOUP DESIGN LAB.(スープ)
・禾nogi(お米のお菓子・お茶)
◆ 販売
・高橋農園(新鮮な野菜や果物)
・さとうゆき(手作りブローチ他)
◆ ワークショップ
・Romp「こどもの工作ワークショップ」

 

『まいてら』連載2回目は「古本勧進」について

Posted on 2017年1月19日

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「お寺のある生活」を提案する、安心のお寺ポータルサイト『まいてら』での連載、大変お待たせした2回目は年末年始キャンペーン中の「古本勧進」について取り上げました。

 

東日本大震災で被災した子どもたちを支援することから始まった「古本勧進」について、代表の松島靖朗が大川小学校を訪れた際に感じたことと共に寄稿いたしました。どうぞご一読くださいませ。

 

▼ 東北被災地の子どもたちに想いを寄せて…「古本勧進」で支援の手を – まいてら
http://mytera.jp/paper/oyatsu02-furuhonkanjin/

 

▼ 【買取価格20%UP】古本勧進 年末年始キャンペーン開催! | おてらおやつクラブ
http://otera-oyatsu.club/2016/11/02/2016-2017/

【熊本地震】おてらおやつクラブの熊本支援 「おすそわけ」のご報告

Posted on 2016年6月22日

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4月に熊本県・大分県を中心に発生した「平成28年熊本地震」から2か月が経過しました。現在でもなお、多くの人々が、倒壊の恐れのある家屋での生活や、避難所での不自由な生活を余儀なくされています。
あらためて、犠牲になった方々のご冥福をお祈りし、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

今も募金やボランティア活動など、様々な形で被災地への支援が続けられております。
おてらおやつクラブでも支援活動として、参加寺院によるおやつのおすそわけが行われましたので、本稿ではそのご報告をさせていただきます。

 

◎ 支援に至るまでの経緯

 

地震が発生して1カ月が経とうとする頃、参加寺院から「熊本への支援が何かできないか」という声が事務局へ届くようになっていました。
しかし、被災地へ直接おやつをお届けすることは難しく、何かの支援活動と合わせてのおすそわけが適当ではないかと考えられました。
そこで、佐賀県杵島郡白石町の曹洞宗廣雲寺住職、菅原宗玄さんを中心とした、佐賀県の曹洞宗寺院・青年会有志による炊き出しボランティア活動と協働させていただくことにしました。菅原さんを初めとするメンバーは、震災直後から、熊本県上益城郡益城町の公民館において、炊き出しボランティア活動を続けられていました。

 

協働にあたり、支援の流れは以下のように行うことにしました。

1)おてらおやつクラブ参加寺院へおやつ発送の依頼
2)おやつは、事務局メンバーである遙山のお寺に送ってもらう
3)炊き出し活動に合わせて現地へお届けし、食事と一緒におやつもお渡しする

 

早速5月15日におてらおやつクラブ参加寺院へ呼びかけをしたところ、5月22日の期限までに17カ寺・2団体からたくさんのおすそわけが届きました。
子どもたちからお年寄りの方まで喜んでいただけるような様々な種類のおやつが集まり、北海道から九州まで、色とりどりの各地の銘菓も送っていただきました。

 

◎ 被災地「炊き出し支援」とともに

 

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菅原さんを中心とする有志のメンバーは、震災発生直後から6月22日現在まで、継続して合計12回、毎回200~300食あまりの炊き出し活動を実施されています。常に現地のニーズを直接聞き取り、毎回趣向を凝らしたメニューを提供し、被災者の方々と心を通わせておられます。ここで大切なのは、「継続的な支援を通して、被災者の方々と顔の見える関係を築いておられる」ということでした。

 

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いただいたたくさんの「おすそわけ」は、それぞれ同封されていたお寺からのメッセージを添付して、炊き出し会場へと運んでいただきました。一度に全てを持っていくのではなく、その都度必要な分を運び、炊き出しのテントの中にディスプレイして置いていただきました。

 

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おてらおやつクラブ自体は、被災者の方々にとって見ず知らずの存在であり、馴染みのないものです。今回、炊き出し活動と相乗りする形で支援を行うことで、「顔の見える人たちから、継続的に、直接的に」おすそわけを届けることができ、安心感につながったのではないかと思います。

 

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◎ まとめ

 

災害支援には様々な形があり、どのような形が最適かは一概には言えないものだと思います。今回はたまたま上記のような形となって支援を行いました。
それでも、今回、地元の支援活動とおてらおやつクラブの活動を結ぶことができたことは、私にとっては意義深いものでした。参加寺院や協力団体との平時のご縁を生かすことにより、災害時に的確な支援が可能になるかもしれません。

 

非常時だからこそ、平時の備えの大切さが痛感されます。日頃から継続的におすそわけを発送しているおてらおやつクラブ参加寺院だからこそ、比較的早く被災地への支援に応じることができた、という側面もあったと思われます。

 

最後に、快く協働を承諾してくださった菅原宗玄さんをはじめとする曹洞宗寺院有志の皆様方、おすそわけの依頼に迅速に応えておやつを送ってくださった参加寺院の皆様方に御礼申し上げます。今後も、ともにできることを行っていければ幸いです。

 

(文・佐賀県杵島郡江北町 永林寺 遙山典仁)

 

**おすそわけを送ってくださったご寺院様・団体様(順不同)**

 

三重県   津市    妙華寺様
長崎県   長崎市   観善寺様
大阪府   大阪市   大仙寺様
千葉県   市原市   弘教寺様
広島県   大竹市   西念寺様
新潟県   長岡市   安善寺様
東京都   墨田区   春慶寺様
福岡県   北九州市  宝樹寺様
富山県   南砺市   教了寺様
奈良県   桜井市   法起院様
滋賀県   愛荘町   宝満寺様
京都府   京都市   法然院様
北海道   長沼町   誓報寺様
山形県   米沢市   西蓮寺様
東京都   調布市   西光寺様
神奈川県  横浜市   妙法寺様
北海道   釧路市   本行寺様

 

大阪府   大阪市   浄土宗大阪教務所教化団様
愛知県   一宮市   日蓮宗一偈結社様と以下の皆様(江南市/昭蓮寺様 東海市/妙法寺様 あま市/宝満寺様 岐阜市/常在寺様)

 

本当にありがとうございました。 合掌

 

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【シェア・ザ・バウムクーヘン】バウムクーヘンおすそわけのご報告

Posted on 2016年6月9日

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3月に神戸で行われた「バウムクーヘン博覧会」(主催:神戸スイーツ学会)で、全国の子どもたちに1万個のバウムクーヘンをプレゼントするチャリティー企画があり、その協力団体として、おてらおやつクラブが選ばれました。

 

「おやつで子どもたちを笑顔にしよう」という思いのもと、宗派を超えて全国でつながるおてらおやつクラブの活動に共感いただいた結果です。

 

「バウムクーヘン博覧会」の来場者からのご寄付によって、おてらおやつクラブには合計5,316個ものバウムクーヘンを寄贈いただけることとなり、配布を申し込んでくれたお寺へ神戸スイーツ学会から送られました。

 

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バウムクーヘンはおてらおやつクラブに参加する44のお寺の仏前にお供えされた後、日頃からおやつを「おすそわけ」している団体やご家庭に送られたり、お釈迦さまの誕生を祝う「花まつり」でお寺に来た親子に配布されました。

 

また、熊本地震の被災者を支援するため、5月9日に佐賀県曹洞宗青年会によって行われた益城町避難所での炊き出しの際にも、沢山のバウムクーヘンが配布されました。厳しい避難所生活の中、ほっとする甘いお菓子が大変喜ばれました。

 

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これらの配布で、のべ2,500人以上の子どもたちを笑顔にできました。こうしたチャリティーを企画してくださった神戸スイーツ学会さま、チャリティーにご協力いただいた皆さま、そしてバウムクーヘン配布にご参加いただいたお寺さまのご厚意に感謝いたします。

 

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第8回浄土宗平和賞を受賞!

Posted on 2016年6月4日

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「おてらおやつクラブ」が第8回浄土宗平和賞を受賞しました。去る5月11日、東京・芝にある増上寺で浄土宗平和賞授賞式が開催されました。

 

浄土宗平和賞は「浄土宗平和協会が定める、浄土宗の教義を広め、儀式を行うという寺院の活動にとどまらず、「社会参加する仏教」を志向し、平和活動、環境保護活動、国際交流活動、地域福祉活動など幅広い分野で公益のための活動を行っている浄土宗寺院・教師または浄土宗教師が代表(中心的な役員)を勤める団体を顕彰し、支援するものです。」

 

▼浄土宗平和教会ホームページより
http://jpa.jodo.or.jp/jigyou/heiwashou/index.html

 

平成25年11月に2カ寺から始めたおてらおやつクラブの活動も2年半が経ち、今では47都道府県、350カ寺へと広がりました。仏さまへのお供え物をあげてくださる施主さま、様々な形で活動を応援くださる皆さま、全国で貧困問題解決に向けて行動されるお一人お一人のおかげさまにより、この度の受賞に至りました。お支えいただいた皆様には、心より御礼申し上げます。

 

当日は、おてらおやつクラブの活動報告の場も頂戴し、代表の松島靖朗が、浄土宗平和協会の役員さま(全会員数600人にも及ぶ会の中心を担う方々)に向けてお話させていただきました。

 

冒頭で「昨年もこの平和賞にエントリーしましたが、当然のことながら受賞には至りませんでした。(昨年度受賞され、列席していた應典院の)秋田ご住職には敵わない(笑)」とエピソードをご紹介し、笑いが起こりましたが、本題に入ったところでは、皆さま真剣に聞き入ってくださいました。私たち「おてらおやつクラブ」が貧困問題に対して取り組んでいる想いを汲み取っていただいているようで、非常に心強く感じました。活動のさらなる後方支援を頂戴した思いのする貴重なご縁となりました。

 

最後に、松島代表から一句。「表彰状、右肩上がり、気がつかず」

 

下がることなくこの勢いを持って、事務局一同精進してまいりますので、引き続きお支えのほど宜しくお願い申し上げます。

(文・久遠寺副住職 高山信雄拝)

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遊坊主「ASOBOUZU」ブース出展のご報告

Posted on 2016年5月19日

去る4月24日に愛知県名古屋市真宗大谷派名古屋別院で行われた「遊坊主ASOBOUZU」というイベントにブース出展させていただきました。このイベントは宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要の会期中に行われ、今までお寺やお坊さんと出会ったことがない人たちにも気軽に来て楽しんでもらう企画でした。

 

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私たちは「出張おてらおやつクラブ」として参加しました。ブースには、この日に向けて新しく作ったおてらおやつクラブのノボリとポスターが初お目見え。そしてリーフレット、募金箱、さらに「おてらおやつボックス」を設置して準備万端。今回は事務局スタッフだけでなく名古屋のおてらおやつクラブを手伝ってくれている“おやつ小町”さんたちも駆けつけてくれました。

 

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10時の開始直後から大勢の人たちが会場である東別院へ来ていて、一帯は賑やかな熱気に包まれていました。出張おてらおやつクラブブースにも多くの人が立ち寄ってくれましたが、大半が1〜2分と本当に短い時間でしか話ができなかったため、活動の説明などが十分にできないこともありました。そうした短い時間の中でも足を止め、私たちの声に耳を傾けてくれた人たちも多くいました。活動に共感してくださった人たちからおてらおやつボックスへお菓子をお供えいただいたり、家族で来た人が一人ずつ募金をしてくれたり、おてらおやつクラブからおやつをお送りしている団体の方々も来てくれて近況を聞かせてくれたりと、あたたかな時間でした。

 

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「思いが伝わらないことが多いから、伝わった時は本当に嬉しいなあと、聞いてもらうだけで嬉しいんだなあと、あの人々の活気の渦の中で感じました」とは、ブース出展を手伝ってくれた仲間からの感想。この「声が届いているという安心感」はおやつを届けるひとり親家庭の子どもたち、お母さん、お父さんにも通じることだろうと思いました。数え切れない程の人々が行き交う渦の中で声を聞いていく、届けていく。その難しさと尊さを感じる場となりました。

(文・長善寺 副住職 蒲池卓巳)

おてらこども食堂の報告(2016年4月8日)

Posted on 2016年4月25日

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4月8日、お釈迦さまの誕生を祝う花まつりに「おてらこども食堂」が一日限定でオープンしました。おてらおやつクラブ事務局長の私、桂が住職を務める奈良県天理市の善福寺を会場に、花まつり兼こども食堂として開催しました。

 

こども食堂のメニューは、みんな大好きカレーライス。お釈迦さまと同じくインド生まれのカレーは、いまや日本人の国民食ともなっています。本場インドのカレーから日本人の舌に合う形に形を変えながらもそのエッセンスは変わらないカレーの成り立ちは、仏教のそれと通じています。仏教もインドから中国をへて日本へ渡り、時代や各地の影響を受けて変化しつつも、その根幹となる教えは何ら変わっていません。まさに花まつりに最適なメニューといえるでしょう。

 

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お釈迦さまにカレーをお供えし、みんなで合掌。そして花まつりとお釈迦さまとカレーのお話の後、みんなでお腹いっぱいカレーを食べました。

 

おやつはもちろん「おてらおやつクラブ」からのおすそわけ。花まつりにちなんだ「花まつりサイダー」や「花まつり飴」なども大好評、さらにバウムクーヘン博覧会の来場者の寄付によって贈られた沢山のバウムクーヘンも美味しかったです。仏前にお供えされたおやつをこどもたちが運んでくれて、参加者に配ってくれました。

 

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当日の概要は以下の通りです。

 


日時  : 2016年4月8日(金)17〜20時
参加費 : おとなもこどもも一人100円
参加人数: 48名(おとな21名、こども27名)

 

<スケジュール>
16時半 子どもが集まり始める
17時半 座敷に机や食器をみんなで並べる、お釈迦さまにカレーをお供え
18時  本堂に移動して花まつりの説明、座敷で食事スタート、おかわり多数
18時半 大体食べ終わる、その後やって来て食べる親子も2組
19時前 バウムクーヘン・花まつりサイダーをこどもたちが配る
19時半 後片付け
20時  お土産にお菓子を一つずつ持って帰宅


 

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おてらこども食堂は、おてらおやつクラブが目指す貧困問題解決のための企画の一つです。おてらおやつクラブはおやつを通して貧困状態にある親子の“孤立”を防ぐのを大きな目的としています。御礼の手紙などから実感するのは、こどもたちがお寺から届くおやつやメッセージに仏さまの見守りを感じてくれているということ。それによって、いざという時に「助けて」と声をあげてもいいんだ、と社会に信頼を寄せてほしい。今は助けを求める先は繋がりある支援団体や行政かもしれない。でも将来的にはお寺に助けを求める、そんな「駆け込み寺」になることができれば、もっと誰にとっても住みやすい世の中になるはず。その布石ともなり得るのがおてらこども食堂ではないでしょうか。お寺がもっと信頼に足る場所であること、話を聞いてもらいたい・聞いてくれる人がいるところ、と記憶の片隅に置いてもらうために、おてらこども食堂のぬくもりが果たす効果は少なくないと考えています。

 

そして大前提であり、最も大切なことですが、おてらこども食堂を通して私たちの身近なところに貧困問題があることを知ってほしい。貧困に悩む家庭があり、助けてと言えずにいるかもしれないことに気づいてもらえれば、それだけで食堂を開く意味があるでしょう。

 

今後おてらこども食堂が全国各地で開催されるかは未知数ですが、おてらおやつクラブの活動から貧困問題に意識が向くようになったお寺が自発的に手を挙げてくれることを期待しています。

 

おてらおやつクラブはあくまで支援団体の活動を後押しする「後方支援」です。お寺が貧困問題に直接的に関わるのは非常にハードルが高く、安易に始めるべきではありません。しかし、おやつを発送しながら、もっと深く貧困問題を解決するような支援をしたいという思いをお寺が抱いたとしたら、それを尊重したいと思います。そういう意味で、おてらこども食堂が貧困問題に踏み込む一つの方法であることを提案できたのではないでしょうか。

 

お寺でいただくご飯は、仏さまからお分けいただくお仏飯(ぶっぱん)。仏さまの力をかりて体を養い、心を健康にしていただく。そんな生き方を体験できる場所が「おてらこども食堂」です。引き続き応援よろしくお願いいたします。 合掌

 

(奈良県天理市 善福寺 桂 浄薫)

 

【参照】花まつり「おてらこども食堂」開店!(善福寺ホームページ)
http://zenpukuji.info/archives/1349

intro

 

「おやつ小町」増殖計画!?

Posted on 2016年4月4日

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「おてらおやつクラブ」といえば、「お坊さん」だけで活動している、と思われるかもしれません。けれども多くの一般の方も賛同し、活動してくださるお方も多くおられます。

 

愛知県名古屋市中区の久遠寺では、毎月一回の定例でお下がりの集荷配送を実施し、多数のお坊さんと一般の方が参加してくださいます。今日ご紹介したい人は、お坊さんではなく、一般の方からの参加者である伊藤 妙(たえ)さん。通称「おやつ小町」と皆に親しまれています。

 

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「おやつ小町」さんは、東海圏でおてらおやつクラブが本格的に始動した2015年6月から毎月欠かさず参加してくださっています。今では2015年12月より集荷配送定例化がスタートした愛知県春日井市の林昌寺にも参加し、東海圏の会所二ヶ寺を行脚しながら、おてらおやつクラブの活動を支えてくれています。

 

そんな「おやつ小町」さん、ただ活動に参加するだけではありません。

お下がりの賞味期限管理、ジャンル分け、作業後の片付け(ゴミの分別など)、茶話会の準備から片付けまで手掛けてくれ、どのお坊さんたちよりもお下がりの状態を把握し、支援先に一番安心できる状態でおすそ分け出来るお膳立てを全てこなしてくれます。時には、お坊さんたちに指示を出し、手順を教える場面も。

久遠寺・林昌寺ともに「おやつ小町」さんの存在が大きく、もし彼女がいないとお坊さんたちの作業循環が滞ってしまうこと確実なのです。

 

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そんな素敵なおやつ小町さんに「なぜこんなに積極的に関われるのですか?」と尋ねたことがあります。そうすると「おやつ小町」さん、こう答えてくれました。

 
「こどもたちの笑顔のためですもの。でも私がこうして関われるのは、大好きなお寺で作業できるから、また、一般人の私を同じ志を持つ者として分け隔てなく受け入れるだけでなく、頼りにしてくださるお坊様方がいらっしゃるからです。おやつを通して、お坊様やおやつくらぶに関わる多くの方の気持ちを子供たちに伝えられたらいいなと思いながら作業しています。」

 

なんと「子どもたちの為」となる活動が、自分の喜びになっている。自身の喜びが、子どもたちの為となる活動を支えている。素晴らしい答えを頂戴しました。ですから、「おやつ小町」さんがいてくれると場が明るくなります。

 

「この団体さんは、小さなお子さんが多いから、このお下がりがきっと喜ばれるわ!!」
「一人でも多くの子どもたちの手に渡るようクリスマス仕様のお菓子を小分けにして詰めてきたよ!!」
「来月作業がしやすいようにお下がりのジャンル分けしておいたよ!!」
「私はお坊様に囲まれているディープな世界(空間)が、大好きなの!」

 
いつも子どもたちや支援先、作業効率を考えながらも、それが自身の為に言われる「おやつ小町」さん。だからこそ、「おやつ小町」さんの喜びをすぐ近くで感じているお坊さんや一般の方も、作業中にもかかわらず雑談を交えて楽しい雰囲気で活動できるのだと思います。

 

皆様の周りにこんな気持ちを持たれた「おやつ小町」はおられませんか?きっとこのおてらおやつクラブに賛同し、参加したい一般の方はお見えのはず。

それは、つまり「ア・ナ・タ」です!!

 

「何かお手伝いしたい」「子どものために」そして「わたしこそおやつ小町よっ!!」とのお声を、事務局一同心よりお待ち申しあげます。

 

(文責:久遠寺副住職 高山信雄拝)