9月8日(土)に、奈良県立畝傍(うねび)高等学校の文化祭が開催されます。その文化祭で、畝傍高校の生徒会メンバーと「アドバンストコース(※)」の生徒の有志が主体となって、「おてらおやつクラブ」の募金活動や「古本勧進」の広報活動が行われます。
※「アドバンストコース」とは、畝傍高校が文科省からスーパーグローバルハイスクール(SGH)の認定を受けて2年目にできた、グローバルな課題に関心がある生徒約20名から構成される放課後の特別コースです。海外で働いている畝傍高校OBの方にオンライン通話でお話を伺ったり、課題研究の成果を発表し、行政に提言をする「未来創造会議」を運営するなどの活動を行っています。
在校生や文化祭の来場者に「おてらおやつクラブ」の活動のことや子どもの貧困問題を知ってもらいたいと、「おてらおやつクラブ」にボランティアとして参加経験のある畝傍高校生徒会のメンバーによって企画されました。
当日は以下の資料を配布すると共に、文化祭への来場者に向けて募金を呼びかけていただきます。
・「おてらおやつクラブ」リーフレット
・「おてらおやつクラブ」ステッカー
・安養寺(おてらおやつクラブ事務局)での発送会のお知らせ
・フリーマガジン『てばなす』
「貧困問題」はSDGs(エス・ディー・ジーズ 持続可能な開発目標)の「17の目標」の1つにも掲げられており、これからの未来を生きていく子どもたち自身にも考えてほしい問題。そして何より、貧困問題は決して遠い国の話でも未来の課題でもなく、いま現在も貧困状態にあって苦しんでいる子どもが多くいること、学校で言えばクラスに5,6人が実は貧困状態にあるかもしれないということを知る必要があります。
間もなく選挙権を得て子どもから大人になり、社会を自分たち自身が作る立場になる高校生。彼らに「貧困問題」を知ってもらい、自分が将来どんな社会で暮らしたいか、逆にどんな社会にはしたくないかを想像するきっかけになれば幸いです。
8日はどなたでも見学可能な一般公開日。他にも多くの魅力的な展示や模擬店があります。みなさん、畝傍高校の文化祭にぜひお越しください!
日時:9月8日(土)9時~14時(一般公開日)
会場:奈良県立畝傍高等学校 南館2階 3年4組教室
(奈良県橿原市八木町3丁目13-2)
※ 駐車場はありません。近隣の有料駐車場か公共交通機関をご利用ください。