啓発事業

おてらおやつクラブでは、ひとり親家庭の経済的自立や子どもの貧困といった社会課題を広く知ってもらうための啓発活動を行っています。自社発行のフリーマガジンや講演、メディア取材などを通じて、多くの方々にこの課題を伝えていきます。

調査レポート

おてらおやつクラブが独自に実施した調査と、その結果をまとめたレポートを公開しています。 当団体は特定非営利活動法人として、多くの方に物心の両面でご支援いただくことによって活動を行っています。そのため、日々の行動の積み重ねが、子どもの貧困問題の解消に向けて「どの程度寄与できているか」、「活動を無理なく行えているか」評価を行い、報告することも重要な取組みの一つと考えています。また、各レポートで得られた示唆にもとづいて、支援の充実に向けた活動の見直しも随時行っています。 レポートに関するお問い合わせは、以下お問い合わせフォームからお願いします。

インパクトレポート

年間を通じて「おすそわけ」の事業成果と社会的な価値を見える化したレポートです。日々の活動データや、支援団体・寺院に向けた調査データをもとに、事業を総合的に検証、評価しています。

登録支援団体の意識と実態に関する調査

おてらおやつクラブに登録する支援団体を対象とした調査です。当事務局や「おすそわけ」を送付する寺院との関係性、団体の活動実態を把握することを目的としています。

賛同寺院の意識と実態に関する調査

おてらおやつクラブの活動に賛同する寺院を対象とした調査です。当事務局や「おすそわけ」を送付する支援団体との関係性、寺院の活動実態を把握することを目的としています。

直接支援家庭の意識と実態に関する調査

おてらおやつクラブ事務局から直接支援を受けている家庭を対象とした調査です。当事務局と家庭の関係性、家庭の生活実態を把握することを目的としています。

フリーマガジン『てばなす』

おてらおやつクラブではフリーマガジン発行を通じて啓発活動を行っています。関わるお寺や団体へのインタビューや、活動を通じて見えてきた課題、最新活動のレポートなどを通じて子どもの貧困問題を知ってもらうことを目的としています。 当活動で大切にしている「おそなえ・おさがり・おすそわけ」は、自分のものと思いこみ抱えているものを「てばなす」ことによって生み出されます。その出発点であり、仏教の説く「執着しない」という実践のひとつとして、タイトルを『てばなす』と名付けました。

講演

おてらおやつクラブでは、子どもの貧困問題をさまざまな方に知ってもらうために、講演、セミナー、イベント、ワークショップの依頼を歓迎しています。 貧困問題の啓発ならびに活動推進のため、可能な限り対応させていただきます。 まずは講演依頼フォームからお問い合わせください。

主な講演実績

過去に行った講演を一部ご紹介します。

メディア取材 掲載実績

活動開始当初から、幸いにもテレビや新聞など各種メディアに取り上げていただきました。お寺・お坊さんの一風変わった、しかしまさに求められていた活動として注目が集まった結果だと思います。同時に、貧困問題が身近な問題として見過ごせなくなってきたことが背景にあります。政府が子どもの貧困対策に乗り出し、メディアが相次いで報道するのは、日本の未来を左右する問題だからでしょう。 取材を受ける度に、参加するお寺・支援団体が増えています。また「おやつを送ってほしい」というお母さん・お父さんからのお問い合わせも多くあります。支援の輪を広げるため、貧困問題解決のために、引き続き広報活動にも取り組んでいきます。取材のお申し込みをお待ちしております。

主なメディア掲載実績

過去に受けた取材を一部ご紹介します。