環境省が主催する環境省グッドライフアワードの表彰式が2018年11月17日(土)に東京で行われ、おてらおやつクラブが「環境大臣賞 優秀賞」を受賞しました。
環境省グッドライフアワードは、「みんなの力で社会は変わる!」の理念のもと「環境と社会によい暮らし」を実現する草の根活動を応援するための政策として実施されています。2018年の環境大臣賞として、最優秀賞と3つの優秀賞、そして6つの部門賞、計10のが表彰されました。
▼環境省 グッドライフアワードとは
https://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward/about.html
表彰式では環境省総合政策統括官によるスピーチがあり、
「国連のSDGs(エスディージーズ)採択やCOP21のパリ協定が示すように、人類はこれまでの考え方を大きく転換して、持続可能な社会に向けて行動することが求められている」
とのお話がありました。
それぞれに異なる分野で活動する受賞団体には、「互いに繋がり合うことで社会により良い暮らしをもたらすことを期待したい」との思いが伝えられました。
おてらおやつクラブが表彰された背景には、取り組んでいる課題の重要性と活動の意義に加えて、実行委員の方々からのこんな期待があります。
「全国津々浦々に点在するお寺が横に繋がり、そしてかつてのように地域へと開かれていけば、きっと社会を変える力になるはず」
このたびの受賞は、お寺や仏教の本来的な役割とその社会的価値が人々の中で再認識され、そしてお寺の日々の活動がより多くの人の抜苦与楽に寄与する、そんな素晴らしいきっかけとなってくれそうです。
しかしながら、表彰されることそのものは目的ではありません。
今回の受賞は、「おてらおやつクラブ」の存在、ひいてはその背後にある「子どもの貧困問題」をより多くの方に知っていただくひとつの契機です。
この先も一つ一つのご縁を大切に、粛々と。
すべての子どもが生まれを問わず笑顔でいられる社会が実現できるよう、活動を続けていきます。
引き続き、応援のほどをよろしくお願いいたします。