いま「おてらおやつクラブ」ができること

─ チャリティー企画は終了しました。応援ありがとうございました。 ─

特定非営利活動法人おてらおやつクラブは 2020年4月13日(月)から19日(日)までの一週間、京都発チャリティー専門ファッションブランドJAMMINとのコラボアイテムを期間限定で販売いたします。

期間:2020年4月13日(月)0時 〜 4月19日(日)24時
終了しました https://jammin.co.jp/charity_list/200413-ooc-theater/

「おてらおやつクラブ」は、国内の貧困問題を解決するための活動の一つとして紙芝居や人形劇を通じて子どもたちやお母さんたちに笑顔を届ける「おてらおやつ劇場」を展開しています。

毎年、全国のお寺さまや子ども食堂、幼稚園、保育園など年間約30本以上の上演を実施してきた「おてらおやつ劇場」ですが、今般の感染症拡大の影響で上演中止が続いています。今後の上演予定も厳しい状況が続く見込みです。

私たちは「手づくりの紙芝居や人形劇でこそ伝えられることがある。演じる側と観る側が一体となった、人のぬくもりを感じられる空間に身を置いた経験は、いつかその子の力になるはず」という想いを、休演中の今も胸に熱く秘めています。

今回のチャリティー企画を通じて伝えたいメッセージは

“YOUR SMILE MAKES ME HAPPY”「あなたの笑顔は私を幸せにする」

これまで、おてらおやつ劇場の上演を通じて、全国の子どもたちの沢山の笑顔を見せていただきました。子どもたちの笑顔に私たちが大いに励まされ、活動を続けていく力をいただきました。おてらおやつクラブは全国のお寺に寄せられる「おそなえ」があってこそ続けられる活動でもあります。その「おそなえ」が「おさがり」として「おすそわけ」され、子どもたちがおやつを手に笑顔になっている姿をほとけさまが見守ってくれていることでしょう。そんな思いを込めた今回のチャリティー・デザインです。

▼詳しい活動エピソードやデザインに込めた想いはこちら
紙芝居や人形劇を通じ、子どもたちに笑顔を。温かな空間に身を置いた経験が、いつかその子の大きな力に〜NPO法人おてらおやつクラブ おてらおやつ劇場
https://jammin.co.jp/charity_list/200413-ooc-theater/

今回のチャリティー企画で集まったご寄付で、以下のチャレンジに取り組んでいきます。いま「おてらおやつクラブ」ができること。新たなチャレンジを通じて、これからも子どもたちやお母さんたちの笑顔を増やしていきます。

1.おてらおやつ劇場をオンライン化します

YouTubeに「おてらおやつ劇場」チャンネルを開設、インターネットを通じた上演の配信をスタートします。詳細は「おてらおやつクラブ」WEBサイトにて順次お知らせしていきます。

2.おてらおやつ劇場をプラットフォーム化します

今、同じように苦境に立たされているのは「おてらおやつ劇場」や劇場メインアクターの「山添真寛」だけではありません。多くのパフォーマーが各地方で大変な思いをしています。そんな多くのパフォーマーに新しい上演の場を提供するために、山添真寛だけのオンライン上演だけでなく、いろいろなパフォーマーが上演可能な場を用意します。多くのパフォーマーたちが上演することで楽しみと喜びが無限に広がり、あなたに笑顔をお届けます。

3.新しい人形劇を制作します

全国からお声がけいただき上演本数が増えるのは有り難いことでしたが、その一方で演目を増やすための制作時間を作ることが難しい状況でもありました。今般の状況は経済的に大きな影響がありますが、今までなかなか取り組むことができなかった新しい作品の制作に時間をあてることができる機会でもあります。

劇場のオンライン化に加え、新しい人形劇の制作を始めることになりました。現在、演目が決まり、演出家や人形作家と念入りに打ち合わせ中です。人形制作・舞台制作・仮もの稽古も順次始まります。実際に上演できるのはしばらく先になりますが、皆さんの前で上演できる日を楽しみに制作を進めていきます。

皆さま、ぜひお力添えください!

期間:2020年4月13日(月)0時 〜 4月19日(日)24時
終了しました https://jammin.co.jp/charity_list/200413-ooc-theater/

おてらおやつ劇場メインアクターの山添真寛と人形たち

<おてらおやつクラブとは?>

日本国内において子どもの7人に1人(※)が貧困状態にあります。「おてらおやつクラブ」は、全国のお寺と支援団体、そして檀信徒および地域住民が協力し、慈悲の実践活動を通じて貧困問題の解決を目指す活動です。※ 平成28年 国民生活基礎調査(厚生労働省)

「おてらおやつクラブ」は、お寺にお供えされるさまざまな「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、子どもをサポートする支援団体の協力の下、経済的に困難な状況にあるご家庭へ「おすそわけ」する活動です。活動趣旨に賛同する全国のお寺と、子どもやひとり親家庭などを支援する各地域の団体をつなげ、お菓子や果物、食品や日用品をお届けしています。

<おてらおやつ劇場とは?>

子どもたちが将来に希望を持ってほしい、笑顔で毎日過ごしてほしいという想いから、子どもたちに笑顔を届ける活動が『おてらおやつ劇場』です。浄土宗の僧侶でプロ演者でもある山添真寛(やまぞえ・しんかん)がメインアクターとして、紙芝居と人形劇を全国各地で上演しています。

おてらおやつクラブは「おすそわけ」を通して子どもの貧困問題の解決を目指しています。「おすそわけ」はお菓子やお米など食品が中心であり、「食」を支援することで子どもやお母さんを見守ろうというのが活動のメインテーマです。

しかしながら、困窮する家庭では食事が不十分なだけではなく、多くの楽しみが制限されている状況がよく見受けられます。たとえば映画を観たり、コンサートに行ったり、美術館に行ったり、イベントに参加したりなど、学校以外で経験できる文化的な機会も不十分なまま過ごすことが少なくありません。場合によっては学校内の活動、部活動や修学旅行なども断念せざるを得ないことがあり、子どもの心身を成長させる機会を逃してしまう危険性があります。

そのような周りの友だちが当たり前に経験することができないという状況は、子どもたちの自己肯定感を大きく損ねてしまい、自分自身の将来に希望が持てなくなってしまいます。そんな子どもたちをなくしたい、文化的な体験を通して将来に明るい希望を持ってほしい、何より笑顔を忘れないでほしい、という想いから活動を続けています。

<JAMMINとは>

JAMMINは、京都発のチャリティー専門ファッションブランド。「社会が良くなってほしい」との願いが込められたデザイン。「どう使われるか」が明確なNGO/NPOへのチャリティーなど「こだわり」を通じて、あなたがファッションを楽しみながら、新しい世界と出会い、応援するきっかけを提供しています。

2014年4月のブランド・スタートから累計で4,000万円以上をチャリティー。今も、毎週新作デザインを欠かさずリリースし続けています。JAMMINの語源は、自由に、楽しく、誰もが参加出来る「JAM SESSION」。私たちと一緒に“新しいチャリティー”という音楽を奏でて欲しいとの想いを込めています。

https://jammin.co.jp/

<過去のおてらおやつクラブとJAMMINとの取り組み>

2018年9月、初めておてらおやつクラブ×JAMMINコラボを実施しました。メッセージは、“Hand in hand and heart to heart”、「手から手へ、心から心へ」。まさに、おやつをきっかけにつながりを生む私たちの活動をメッセージとしてお届けしました。このコラボのおかげで「貧困は身近にある」ことを多くの方に知っていただきました。

【一週間限定販売 9/3〜9/9】チャリティーTシャツで「おてらおやつクラブ」を支援しよう!(2018年)
https://otera-oyatsu.club/2018/09/jammin/

本件に関するお問い合わせ:
特定非営利活動法人おてらおやつクラブ 広報担当 野田
https://otera-oyatsu.club/contact/