書籍『おやつのおぼうさん おすそわけで子どもたちを笑顔に!』が出版されます

食品ロス問題ジャーナリストの井出留美さんによる新しい著書『おやつのおぼうさん おすそわけで子どもたちを笑顔に!』が、2025年12月9日(火)に株式会社くもん出版から刊行されます。

本書は、認定NPO法人おてらおやつクラブ代表・松島靖朗の半生を通して、おてらおやつクラブが誕生した背景や、日本の貧困・食品ロス問題の現状、そして「おすそわけ」で社会を変えていく人々の思いを描いた一冊です。小中学生にもわかりやすい言葉でまとめられており、世代を問わずお楽しみいただけます。

書籍の印税の一部は、おてらおやつクラブの活動に寄付されます。

皆さまの貧困問題に対する関心が、問題の解決に向かう一歩となります。ぜひお手に取ってご覧ください。

書籍概要

著者:井出留美(いで・るみ)/ジャーナリスト、株式会社office3.11代表取締役。食品ロス削減推進法成立に協力。

絵:坂内拓(ばんない・たく)/イラストレーター。広告・書籍・映画等で活躍。

発売日:2025年12月9日(火)

出版社:株式会社くもん出版

ご購入(ご予約)について

各書店のページよりご購入(ご予約)ください。

▼ VALUE BOOKS
https://www.valuebooks.jp/bp/VS0063335886

VALUE BOOKSでのご購入分は、売上の約2割が「おてらおやつクラブ」への寄付になります。お預かりした寄付金は、全国のひとり親家庭の子どもたちに「おすそわけ」を届けるための運営費として、大切に活用させていただきます。

▼ 楽天ブックス
https://books.rakuten.co.jp/rb/18377458/

▼ Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4774338850/

*そのほか、全国の書店・オンライン書店でもお求めいただけます。

著者コメント

初めておてらおやつクラブを知ったのは2014年、フードバンクの広報を務めている時でした。活動に共感を覚え、全国の講演で紹介してきました。

2016年、松島靖朗さんのお寺に思い切って電話をかけたところ、松島さんご本人が出られ「イデルミさんですね」と言われてびっくりしました。講演で話している私のことを、どなたかから聴いておられたのです。
その後、おてらおやつクラブは認定NPO法人となり、2017年には頼まれて監査役をお引き受けし、2024年秋には相談役となりました。

2022年に松島さんから「本を書いてほしい」と依頼があり、奈良へ通い、松島さんを導いた恩師である長谷川先生に取材し、幼馴染の後藤くんに会い、すこしずつ本を仕上げていきました。

あれから3年。2025年12月にようやく本が完成し、全国のみなさんのもとにお届けできます。
日本のみならず、海外にも松島さんの物語が届いてほしいと心より願っています。

—— 食品ロス問題ジャーナリスト 井出留美さん

著者プロフィール

井出留美(いで・るみ)
株式会社office 3.11 代表取締役
食品ロス問題ジャーナリスト

奈良女子大学食物学科卒業。博士(栄養学/女子栄養大学大学院)修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン、青年海外協力隊、日本ケロッグを経て3.11食料支援で廃棄に衝撃を受け誕生日を冠した(株)office3.11設立。食品ロス削減推進法成立に協力。政府・企業・国際機関・研究機関のリーダーによる世界的連合Champions12.3メンバー。著書に『食べものが足りない!』『SDGs時代の食べ方』『捨てないパン屋の挑戦』『食料危機』『あるものでまかなう生活』『捨てられる食べものたち』『食品ロスをなくしたら1か月5,000円の得!』『賞味期限のウソ』他、監修書に『食品ロスの大研究』他。食品ロスを全国的に注目されるレベルまで引き上げたとして第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018/令和2年度 食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞。

関連書籍

井出さんによる前作『おてらおやつクラブ物語』(2024年刊)も好評発売中です。代表・松島へのインタビューをもとに、おてらおやつクラブの歩みを丁寧に描いた一冊。ぜひ併せてご覧ください!

https://otera-oyatsu.club/2024/10/publication-ooc-history/