
認定NPO法人おてらおやつクラブ(代表理事 松島靖朗)は、2025年度の啓発事業の一環として、活動説明会を全国で実施しています。
2月17日(火)は、神奈川県横浜市南区の照隆寺にて「お寺の”ある”を社会の”ない”へ ーおてらおやつクラブ・子ども食堂の実践から学ぶ」を開催しました。当日は、神奈川県内のお寺さまや支援団体さま、支援者さまなど14名が現地に集い、オンラインでは全国から45名の方がご参加くださいました。
今回のテーマは、「お寺にできること」そして「すでにお寺で取り組まれている実践」についてです。

本門佛立宗 照隆寺
子どもの現状から見えてくること
はじめに、子どもの虹情報研修センター センター長の増沢高さまより、子どもの虐待や子どもの貧困の現状についてお話しいただきました。
数字や制度の話にとどまらず、「地域のまなざし」や「気づき」の大切さについて語られたことが、とても印象的でした。
困難をかかえる子どもは、特別な場所にいるわけではありません。
私たちのすぐ近くにいます。
では、お寺は何ができるのか。
増沢さまからは、「安心して立ち寄れる場所」であることの意味、そして地域のネットワークの一部として存在することの大切さが示されました。

“自分ごと”として語る子ども支援
続いて、おてらおやつクラブ職員の二本松より、自身の幼少期の体験をきっかけに、この活動に関わるようになった経緯をお話しました。
おすそわけは、単なる食品の受け渡しではなく、「あなたのことを気にかけています」というメッセージでもあります。一度きりのおすそわけでも、それが「社会とつながった」経験になることがあります。
今回の場では、その背景にある思いや現場の実感を共有しました。
地域にひらかれたお寺の実践
最後に、会場となった照隆寺のご住職 前島照力さまに、お寺で開催している「照隆寺ありがとう食堂」の実践を紹介いただきました。
食事を通して人が集まり、子どもも大人も自然につながっていく。
支援というよりも、「共に生きる場」がそこにあるという印象でした。

お寺の“ある”を社会へ
お寺には場所があり、人とのつながりが生まれています。
それらは、日常では当たり前のものかもしれませんが、社会にはそれが「ない」人たちがいます。
今回の学びを通してあらためて感じたのは、特別なことをしなくても、お寺の“ある”は、すでに誰かの支えになり得るということでした。
この取り組みは、一度きりのイベントでは終わりません。
おすそわけの発送や、各地のお寺さまの実践は、これからも続いていきます。
その活動を安定して続けていくために、継続的なご支援が大きな力になります。
もし今回の内容に共感していただけましたら、
ぜひ「継続寄付」というかたちで、ともに子どもたちを見守っていただけませんか。
▼継続寄付についてはこちら
https://otera-oyatsu.club/donate/
ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。
公益財団法人 浄土宗ともいき財団 助成事業



