ひとり親家庭から寄せられた「声」

おてらおやつクラブには日々、全国のひとり親家庭のお母さん・お父さんから沢山のメッセージが届きます。

日本の子どもの貧困問題は見えにくいという課題があり、困りごとを抱えるご家庭の「声」は見過ごされがちです。

私たちのもとに届いたメッセージの内、掲載許可をいただいたものをいくつかご紹介します。それぞれが「子どもの貧困問題」の現状に思いをはせ、自分にできる支援の形を考えるきっかけとなれば幸いです。

【お母さん・お父さんからの声】

手書きの手紙がはいっていました。
今日仕事でミスをして、落ち込んで涙がでました。帰宅して、はこを開けて、手紙を読んで号泣しました。仕事のカバンに手紙をいれていつでも読めるようにします!
ありがとうございましたm(__)m
(東京都の40代のお母さん/男児3人)

沢山の食料に、心強くなるメッセージまで有難う御座います。まだ頑張れそうです。
毎月毎月、必死で生きてます。光熱費がキチンと払えなかったり、学校から、残高不足で引き落としが出来なかったと手紙がきたりもします。
子供には、恥ずかしくて見せれないし相談する親もいません。
人生諦めようかと思った事も度々あります。気分の浮き沈みが激しくパニックになる事もありますが、病院には怖くて行けてません。子供の笑い顔が生きる気力です。
メッセージ…凄く嬉しかったです。有難うございました。食料、大切に頂きます。
(兵庫県の40代のお母さん/女児1人)

温かいメッセージカードと沢山のお菓子とお米ありがとうございました。ちょうど辛い事が重なっていたので「楽しい事がたくさんありますように」というメッセージカードに思わず涙が溢れました。子供達も普段あまりお菓子をたくさん買い与えていないので大喜びでした。本当にありがとうございました。またがんばれそうです。
(愛知県の30代のお母さん/女児2人)

箱をあけたら「あなたは大切な人」って書いたポストカードが入っていました。嬉しくて泣きそうに。たくさんのお菓子、お米に感謝します。心も暖かくなりました!ありがとうございました。
(北海道の30代のお母さん/男児3人)

事務局員コメント
メッセージカードは届いた方の心を支える「お守り」のような役割も果たします。悲しい思いや、つらい気持ちにそっと寄り添えるよう、心を込めてお贈りしています。

届きました!!たくさん入れてくださって、本当にありがとうございます。
小1の息子は大喜びです!
美味しそうなお菓子に、「やったぁぁぁあ!!」と感動してました!
「なんでくれるん?なんでくれるん?」と疑問を抱いてましたが、、、笑。「世の中は本当はいい人ばっかりで、助け合いしてるんやよ。私らも困ってる人いたら、今度は助けてあげような!」と言いました。皆さんに感謝の気持ちをお伝え願います。
(大阪府の50代のお母さん/男児1人)

ちょうどお休みの日に届いたので子供達と一緒に箱を開けました。途中私は堪えきれず涙が出てしまいましたが、子供達も「これは誰が助けてくれるの?」って不思議そうにしていました。
自分の事だけを考えがちな世の中を生きている子供にとって本当に衝撃でした。
手書きのお手紙はお守りにします。
(神奈川県の40代のお母さん/女児2人、男児1人)

開けた途端に、子どもたちが目をキラキラさせました!いつも「ダメよ」と言ってしまうお菓子が沢山入っていたからでした。
「仲良く分けて」と話をしたら、私の分まできちんと分けてくれて、「一緒に食べよう!」と。とても嬉しくなって、2人を抱きしめてしまいました。本当にありがたく、感謝しております。
ナプキンも、一日中つけたままの時もあったりして、うれしいです。
このおさがり。子どもたちに、きちんとお話をして、感謝の心は忘れずに。としました。
(千葉県の20代のお母さん/女児1人、男児1人)

事務局員コメント
子どもの頃に心を動かされた「たよってうれしい、たよられてうれしい。」の経験が、子どもの貧困のない、共に支え合える社会につながります。そうした社会に向けて、お力添えくださっている皆さまと共に活動を続けていきたいと思います。

光熱費の高騰でお米を買うのを躊躇っていた時に、おてらおやつクラブさんを思い出して半年ぶりにお願いすることにしました。シングルマザーで子ども3人なので生活自体はとても大変ですが、このような支援があると支えてくれる人がいることを実感できます。お手紙まで付いてて嬉しかったです。本当にありがとうございます!!
(東京都の40代のお母さん/男児2人、女児1人)

おすそわけ、無事受け取りました。物価高騰で何もかも上がってしまい、毎日不安でいっぱいですが、お品物や添えられたお手紙にとても癒されました。受け取るのは簡単ですが、このダンボールひとつに、いろんな方々のお気持ちも包まれているのだと思うと嬉しくて涙が出てしまいました。お顔の見えないやり取りではありますが、ありがとうございます。大切に使わせて頂きます。
(神奈川県の40代のお母さん/女児1人)

この度は箱いっぱいに様々な品物をお送り下さりありがとうございました。頂いたメッセージにもあった通り、今年は寒さが厳しい上に光熱費も物価も高騰し、何もかも我慢して辛い思いをしてばかりです。今まで生きて来た中で努力を怠ったつもりはないのに、何の為に生きているのだろうと思います。しかしそのような状態を発する場もなく精神的にも参っております。そんな中「温かい飲み物を」とのお言葉に心まで温まる気持ちになりました。お餅やフリーズドライの汁物類は携帯性もあり日持ちするので助かります。車もなく仕事をしていると手渡しの食糧支援に並ぶのが難しい為、このような活動をして下さり有難く感謝いたします。
(京都府の40代のお母さん/女児1人)

事務局員コメント
物価高騰の影響を受け、さらに苦しい状況に置かれた方がいらっしゃいます。ひとつでも多くの「たすけて」に応え、ひとりでも多くの子どもへ笑顔を届けられるよう、私たちも活動に取り組んでいきますので、可能な範囲でのご支援をよろしくお願いいたします。

【あなたから子どもたちへ、毎月おやつを】
認定NPO法人おてらおやつクラブは現在、マンスリーサポーターを募集しています。全国の子どもたちへおやつを届けるための配送料などの運営費として大切に活用いたします。子どもたちの笑顔のために、どうぞお力添えください。

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