kintone hive 2023 大阪に登壇しました

5月23日、大阪市のZeppなんばで開催された「kintone hive 2023」(主催:サイボウズ株式会社)に、おてらおやつクラブ理事の桂浄薫(かつらじょうくん)と、システム開発を担う奈良先端科学技術大学院大学(奈良先端大)の茶円春希(ちゃえんはるき)の2名が登壇しました。慣れない舞台に緊張しながらも、おてらおやつクラブの画期的な事例を紹介しました。

今回は、登壇した桂がレポートをお届けします。

kintone hive(キントーン・ハイブ)とは、サイボウズのグループウェア(企業内システム)製品の一つ「kintone」の活用アイデアをユーザー同士で共有するライブイベントです。kintoneはたとえば顧客情報や案件情報、売上情報、プロジェクトの進捗状況など、チームや仕事に必要なあらゆる情報を管理、リアルタイムに共有できるクラウドサービス。その活用方法は多種多様で多くの優れた事例が生まれていて、それらをユーザーが一堂に会してそれぞれの視点で披露・共有しようとするものです。

今回の大阪会場では6社の発表があり、おてらおやつクラブはトップバッターで登場しました。ライブハウスのステージに上がり、満員の観衆を前にしてガチガチに緊張することに…。

おてらおやつクラブの活用事例として今回発表したのは、「kintone導入による『おすそわけ』DX」と題して
1.マイページシステムの開発(2020年)
2.匿名配送システムの開発(2021年)
の2点に絞ってプレゼンしました。

詳しくは当日の登壇の様子がアーカイブ動画として上がっているのでぜひご覧ください。

▼【kintone hive 2023】認定NPO法人おてらおやつクラブ
https://www.youtube.com/watch?v=xLPYCVHKL0Y

前半は桂が担当し、おてらおやつクラブの成り立ちや貧困問題について説明

後半は奈良先端大の茶円が担当し、システムのテクニカルな部分を説明

プレゼン後には司会者と質疑応答

6社すべての発表後、観衆の投票によって大阪地区の代表が選出されました。最年少の宗政さんがとっても印象的なプレゼンを披露した神戸市の有限会社アートワークスさまが大阪地区代表となりました。11月に幕張メッセで開催される「kintone AWARD 2023」に出場することが決まりました。

おてらおやつクラブは残念ながら地区代表を逃しましたが、kintoneを活用して「貧困問題の解決」を目指していること、そのシステム開発を地元の学生が担っていることに多くの賛同の声をいただきました。以下にアンケートの一部を紹介します。

社会的な意義が最もある発表であったと感じました。開発に学生さんを巻き込んで、若い世代に社会課題に向き合う機会を作られたことも素晴らしいと思います。

地域の学生との協力で理想の社会を目指す壮大なストーリーの始まりを見ることができました。匿名配送システム含め、目的と技術が綺麗にマッチした内容だと思いました。凄い。

中央集権管理から分散管理への移行、さらっとご紹介いただきましたが、かなり難しい案件だったと想像します。実戦経験の少ない学生さんがチャレンジされたことも含めてすばらしい事例でした。参考になりました。

今後もシステムを活用しながら「おすそわけ」がより適切に・より多く・より早く循環するように仕組みをアップデートしていきます。引き続きお力添えよろしくお願いいたします。

【あなたから子どもたちへ、毎月おやつを】
認定NPO法人おてらおやつクラブは現在、マンスリーサポーターを募集しています。全国の子どもたちへおすそわけを届けるための配送料や、当記事にあるような配送システムの維持管理費などに活用いたします。子どもたちの笑顔のため、どうぞご協力ください。

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