食品ロス問題ジャーナリストの井出留美さんの著書、『おてらおやつクラブ物語 子どもの貧困のない社会をめざして』が2024年10月30日(水)に旬報社(じゅんぽうしゃ)から出版されます。
おてらおやつクラブが生まれるきっかけとなった事件や、日本の貧困問題・食品ロスの深刻さ、子どもの貧困の見えづらさなど、貧困にまつわる社会問題について具体的にまとめられています。
私たちの活動にお力添えくださっている皆さまが、どれほど大きな社会問題に携わっているのかをより一層理解していただける一冊となっています。書籍の印税の一部は、おてらおやつクラブの活動に寄付されます。
書籍概要(旬報社さまwebサイト)
https://www.junposha.com/book/b653807.html
各書店のページよりご購入(ご予約)ください
▼版元ドットコム
https://www01.hanmoto.com/bd/isbn/9784845119547
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▼紀伊国屋書店
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784845119547
*その他、全国の書店でもご購入いただけます。
著者コメント
◯食品ロス問題ジャーナリスト 井出留美 さん
フードバンクの広報を担当していた2014年1月、仲間が教えてくれたのがおてらおやつクラブでした。活動に感銘を受け、講演で紹介するようになりました。2015年、安養寺に電話すると松島さんが出て「イデルミさんですね」と答えました。私のことを誰かから聞いていたのです。その松島さんからおてらおやつクラブの「監事」を頼まれ、後に本の執筆も頼まれました。おてらおやつクラブが設立された2014年から十年の節目の年に、本書を出版できることをうれしく思います。
著者プロフィール
井出留美(いで・るみ)
株式会社office 3.11 代表取締役
食品ロス問題ジャーナリスト
奈良女子大学食物学科卒業。博士(栄養学/女子栄養大学大学院)修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン、青年海外協力隊、日本ケロッグを経て3.11食料支援で廃棄に衝撃を受け誕生日を冠した(株)office3.11設立。食品ロス削減推進法成立に協力。政府・企業・国際機関・研究機関のリーダーによる世界的連合Champions12.3メンバー。著書に『食べものが足りない!』『SDGs時代の食べ方』『捨てないパン屋の挑戦』『食料危機』『あるものでまかなう生活』『捨てられる食べものたち』『食品ロスをなくしたら1か月5,000円の得!』『賞味期限のウソ』他、監修書に『食品ロスの大研究』他。食品ロスを全国的に注目されるレベルまで引き上げたとして第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018/令和2年度 食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞。
お一人おひとりの貧困問題に対する関心が、問題の解決に向かう一歩となります。ぜひお手に取ってご覧ください。
また2024年11月30日(土)午後には奈良県の東大寺にておてらおやつクラブ活動10年を語るトークイベントを開催します。その中で書籍の紹介や、著者や編集者との交流の時間も設ける予定です。詳細が決まりましたら別途お知らせいたしますので、ぜひご予定ください!