株式会社奈良クラブとの提携が始まります

「特定非営利活動法人おてらおやつクラブ」は、株式会社奈良クラブ(奈良県奈良市)と提携して活動をしていくこととなりましたのでお知らせいたします。

奈良クラブは奈良県をホームタウンとするJFL(日本フットボールリーグ)に所属するサッカークラブで、Jリーグ加盟を目指すクラブの一つです。

《提携内容》

1.  奈良クラブ「お土産交換会」での提携
JFL奈良クラブのホームゲームにおいて実施されている「お土産交換会」を「お土産交換会 feat おてらおやつクラブ」とし、お土産交換会でサポーターから頂いたお土産の一部を、おてらおやつクラブを通じてお寺への「おそなえ」と致します。おてらおやつクラブは、お寺にお供えされたさまざまな「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、子どもをサポートする支援団体の協力の下、経済的に困難な状況にあるご家庭へ「おすそわけ」をしてまいります。

2. おてらおやつクラブ活動への協力企業呼びかけの提携
奈良クラブはおてらおやつクラブの活動に賛同するとともに、おてらおやつクラブを通じてお寺への「おそなえ」をしてくれる企業を募り、本活動がさらに広がっていくための支援をします。

3. 清掃活動Deer greenでの提携
奈良クラブは地域貢献活動の一環として、“奈良を住みやすく、きれいに。”のスローガンのもと、清掃活動「Deer green」を実施しています。おてらおやつクラブは本活動を支援し、ともに活動してまいります。

その他、順次提携した取り組みを実施していく予定です。

《代表コメント》

特定非営利活動法人おてらおやつクラブ 代表 松島靖朗
地域のお寺が地元の支援団体と協働し、子どもたちの生活を見守り応援する「おてらおやつクラブ」が各地で広がっています。「こどもの貧困」を解決することが活動の目的です。その実現には地域の皆さんとの連携が欠かせません。飽食の時代にみえにくい孤立する子どもたちの日常を、子どもたちの通学ルートを見守る交通安全運動のように、地域の人々が当たり前のこととして関心を持ち、手を差し伸べる。奈良には都会に負けない可能性があり、大きな力があります。中川社長率いる奈良クラブの皆さまとの活動連携を通じて、そこから生まれる今まで見たことのない未来を、次世代を担う世界中の若者たちに残したい。みなさんも「奈良を変える」の当事者になろう。

株式会社奈良クラブ 代表取締役 中川政七氏
昨年のグッドデザイン賞大賞受賞をテレビで見て「おてらおやつクラブ」の取り組みをはじめて知りました。7人に1人という子どもの貧困問題に、継続可能かつ拡がりのある仕組みで大きな成果を上げていることに感動を覚えました。そしてその活動の中心が奈良にあると知り、これはなにか関われることがないのかと機会を伺っていました。奈良クラブの「お土産交換会」は純粋にわざわざ奈良まで来てくださるアウェーサポーターに対する「おもてなし」として始まったもの。クラブの手元に残るお菓子をいかに活かすのかを考えた時におてらおやつクラブのことを思い出しました。奈良クラブの取り組みがおてらおやつクラブを通して子供たちに届くことを嬉しく思います。

《団体概要》

株式会社奈良クラブ

1991年に前身となる「都南クラブ」を創部、2008年に、呼び名を「奈良クラブ」へと改称しました。関西リーグから順調に昇格を果たし、2015年からJFLに在籍。2018年からは株式会社奈良クラブとして、歴史に新たなページを刻み始めました。代表取締役 社長には中川政七商店第十三代会長、中川政七氏が就任 。ビジョンは「サッカーを変える 人を変える 奈良を変える」。奈良クラブはサッカーを通じて、人の成長に寄与したいと考えています。また、人を変えることで奈良に良いコンテンツを数多く生み出し、その結果として奈良がより魅力的な街になることを目指します。人が変わるために必要なことは「学び」と「勇気」です。奈良クラブは世界最先端のサッカー解析と、地域に根ざした日々の活動を通じて“学びの型”と“一歩踏み出す勇気”を伝えていきます。

《記者会見》

提携の発表の場として、奈良クラブ夏期講習内で記者会見を開催いたします。一般の方も観覧可能です。予約は不要ですので当日ご来場ください。

・日時  2019年8月3日(土) 12時30分
・会場  国立大学法人奈良女子大学(奈良市北魚屋東町)N棟内201教室
・登壇者
特定非営利活動法人おてらおやつクラブ
代表理事 松島靖朗/理事 福井良應
株式会社奈良クラブ
代表取締役社長 中川政七氏

*お問合せ 株式会社奈良クラブイベント担当 event@naraclub.jp