令和2年7月豪雨

2020年7月に熊本を中心とする日本各地で豪雨による被害が相次ぎました。「令和2年7月豪雨」と名称されたこの災害により、今なお困難を抱えている方も多いと存じます。事務局一同、心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早く日常が戻ることを祈念しています。

この災害を受け、特定非営利活動法人おてらおやつクラブにおいても被災地への支援を行いました。WEBサイト内に開設した「災害支援フォーム」を用い、支援を受けたい方・支援をしたい方双方を募りました。

そして、WEBサイトやSNSで支援物資の寄贈を呼びかけたところ、94件のお寺さま・個人さま・企業さまからご協力のお申し出をいただきました。多くの「支援したい」とのメッセージから、困っている方への思いやりの気持ちを肌で感じ、とても心強く思いました。多くの皆さまのお力添えに改めて感謝申し上げます。

ご寄贈の品としては、お米やレトルト食品・缶詰・飲料・お菓子・マスク・タオル・ブルーシート・軍手・アルコール消毒液・洗剤・乾電池・ガムテープなど様々なものをお送りいただき、被災地とコミュニケーションをとりながら適宜お届けしてきました。

これまでに、現地の方からは以下のような声を頂戴しています。

今回、熊本豪雨被害に対し4か所のお寺さまから支援物資をお送りいただきました。感謝申し上げます。水害被害にあい、困っている方々のもとへ届けたいと思っております。

おてらおやつクラブ事務局さまから、段ボール1箱にぎっしりと心の詰まった「おすそわけ」をいただきました。ありがとうございました。

たくさんの支援物資 ありがとうございます。被災された方々が 「嬉しい!」と笑顔で持ち帰られております。せめて少しでも心が軽くなられるようにと思いながら接しています。復興には長い時間がかかると思いますが 寄り添っていければと思っています。ありがとうございました。

今般の被災地支援活動を通じ、日ごろ私たちが培ってきた「おすそわけ」のネットワークの重要性を改めて確認することができました。
被災した地域にある当活動と繋がりのある寺院・団体へ連絡をとることができたおかげで、時々刻々と変わる現地の状況やニーズを確認し、必要に応じて物資を届けることができました。

平時の活動の丹念な積み重ねが、有事の際に困っている方々への大きな力になる、ということは忘れてはならないでしょう。

災害大国と言われる日本において、自然災害がいつどこでまた訪れるかは分かりません。私たち一人ひとりが被災者になる可能性を持っています。
いざという時に備え、我々も日々の活動をいっそう丁寧に続けてまいりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

*万一、また何らかの自然災害が起こり、支援を受けたい・支援をしたいと思われた方は、下記フォームよりお申込みください

▼災害支援連絡フォーム
災害支援連絡フォームは締め切りました。ご協力ありがとうございました。