涙骨賞の授賞式に出席(桂 浄薫)

5月19日、中外日報社「涙骨賞」の授賞式に出席しました。

「涙骨賞」とは、宗教専門の業界紙「中外日報」の創刊者・真渓涙骨氏(1869~1956)にちなんで、広く精神文化をテーマとした論文や評論を募り、優秀な作品を表彰するものです。第13回から実践部門が追加され、今年の第14回 涙骨賞 実践部門として「おてらおやつクラブ」が選ばれました。

第14回涙骨賞 選評(選考委員 宗教学者・山折哲雄氏)

涙骨賞「実践部門」は「おてらおやつクラブ」の活動に決まりました。お寺には日常的にさまざまな「おそなえ」が上がりますが、その「おさがり」を恵まれない貧しい子供たちのために有効活用しようという発想の下に生まれた運動でした。「おすそわけ」という「おもいやり」の活動といっていいでしょう。日本は世界でも有数の「残飯率の高い」国といわれ、また「寺院消滅」の危機的状況にあるともいわれています。この「クラブ」の活動がさらに大きな輪を広げ、寺院関係者をはげます契機になることを心から願っています。

「おてらおやつクラブ」はお寺さま、支援団体さま、ご家庭の親子さま、応援くださる皆さま全員による活動です。「おすそわけ」を通じた関係性が何より大切で、誰一人欠けてもこの活動は成り立ちません。そういう意味でも、この賞は皆さまに贈られたものに他なりません。

皆さまを代表して、おてらおやつクラブ事務局長・桂 浄薫が授賞式に出席し、表彰状を受け取りました。副賞の賞金は「おてらおやつクラブ」活動費に充てさせていただきます。

なお、授賞式は中外日報社が主催する宗教文化講座「今ここに生きる~未来への伝言~」に先立って行われました。京都駅前の龍谷大学・響都ホールにて開催された「第2回 悟りへの道 六波羅蜜の教え」では、奈良・薬師寺管主代行の加藤朝胤師が講演され、般若心経についてお話されました。

中外日報社はじめご関係の皆さま、また「おてらおやつクラブ」を支えてくださる皆さま、本当にありがとうございました。

写真提供:中外日報社