【事務局だより】災害のない一年を願って


1月も後半に入ろうとしていますが、改めまして新年おめでとうございます。本年も皆さまのお力添えのもと、おてらおやつクラブの支援の輪を広げてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

これから毎週、事務局メンバーがおてらおやつクラブで起こっていることを中心にお伝えしていきます。エッセイのような、肩肘張らない日々の出来事を、皆さまとシェアできればと思います。

さて、トップバッターは奈良県天理市の善福寺住職、桂 浄薫が務めます。おてらおやつクラブ事務局がある奈良県磯城郡田原本町から車で15分程度のお寺なので、時々ふらっと事務局に立ち寄って作業することも。基本的には他の事務局メンバーと同じく、普段はITツールを使ってリモートワークしています。

事務局メンバーは関西や愛知など各地に散らばっており、それぞれ家庭があり家族がいます。僧侶メンバーはお寺があり、檀信徒や地域の方など多くのご縁があります。

新年を迎えてご縁ある方々の無病息災を願うのは、僧侶も皆さまと変わりありません。また昨年は大きな災害が続いたこともあり、今年一年は災害がなく平穏無事であることを強く願いました。

1月17日、神戸の東遊園地公園。阪神淡路大震災から25年が過ぎました(筆者撮影)

昨年の災害で痛感したのは、緊急時の支援は普段の関係が大きく役立つということ。平時の備えが有事の力となる。逆に言えば、平時から備えておかないと有事に対応できないということでした。

東日本を中心に大きな被害をもたらした台風15号・19号の災害対応においては、すみやかに家庭や参加寺院や団体に被災状況を確認し、微力ながら必要な物資を事務局の普段の備えからお届けする対応を行いました。

また災害対応は、なにも被災直後に限らないことが分かってきました。昨年末にはレトルトカレーの支援、今年はバウムクーヘンの支援など、継続的にサポートしています。さまざまな支援のアイデアはおてらおやつクラブ事務局の外からご提案いただたいものです。多くの皆さまのお気持ちが、おてらおやつクラブのネットワークを通じてつながっていく様子を本当に嬉しく思っています。

今や日本は災害大国。いつどこが被災地となるか、いつだれが被災者となるか、分かりません。災害が起こることも、被災することも、望む人などいません。でも、もしもの時に備えて誰もが支援者になることができるよう、普段からの備えを心がけたいものです。おてらおやつクラブの活動がそのきっかけになれば幸いです。

今年も「おそなえ・おさがり・おすそわけ」をよろしくお願いいたします。