奈良県田原本町と「ひとり親家庭への支援に関する協定」を締結しました

特定非営利活動法人おてらおやつクラブ(奈良県田原本町・代表理事 松島靖朗)は、事務局所在地の田原本町(町長 森章浩 様)と「ひとり親家庭への支援に関する協定」を締結いたしました。今回の締結は当NPO法人が行政機関と協定を締結する初めての試みです。

この協定により、田原本町とおてらおやつクラブが連携してひとり親家庭への支援を行い、地域全体でひとり親家庭を支えていく機運を高めるとともに、生活の安定向上を図り、子どもたちの健全な成長を確保することをめざします。

具体的には、田原本町が役場窓口や広報誌などで実施するひとり親家庭への情報提供の一環で「おてらおやつクラブ」を紹介、希望する家庭に「おすそわけ」などの支援をお届けします。また両者が協議して、地域の見守りを作るために必要な企画などを立案、実施していきます。

■代表コメント

〇田原本町長 森章浩 様 (2020年7月29日 締結式より)

内閣総理大臣賞でもあるグッドデザイン大賞を受賞されるなど全国規模の活動を行っておられる「おてらおやつクラブ」さまは、田原本を本拠地として活動されておられます。今回、こうして地元で協定を結ぶことができ、これからともに田原本町の街づくりに向けて一緒に歩めればと考えています。

コロナ禍において、田原本町でもひとり親家庭への支援を積極的に進めております。国の補正予算ができる前に町独自の施策として所得制限なしで5万円の支給を行いました。近年、寡婦控除の税制改革もあり、婚姻歴のない方へのひとり親支援も増えてきています。時代とともに価値観がかわり、制度もそれに合わせて変わっていく必要があります。子どもたちの育ちが、家庭の事情で変わってはいけないと考えています。このたびの協定締結を機会に、ひとり親、子どもの貧困の問題に対して、ともに課題解決に向けて協力してまいります。

〇特定非営利活動法人おてらおやつクラブ 代表理事 松島靖朗 (2020年7月29日 締結式より)

2013年に起こった母子餓死事件がきっかけで始まった「おてらおやつクラブ」の活動は、全国1,465のお寺と465の支援団体と連携した広がりを見せています。今回の締結により、法人事務局がある地元で、より社会問題の現場に近いところへと活動を進めていくことにチャレンジしてまいります。広げるから深めるへ、活動を進めていきます。地域の見守りには地域の様々なリソースをつなげていくことが重要であると考えます。災害時に行政と寺院が連携して避難場所提供などの支援活動をおこなっていく協定締結が増えてきています。今回の協定は、有事の備えではなく、まさに今、孤立して困難な生活を送っているひとり親家庭へと支援の充実を図るものであり、平時において見えにくくなっている課題を官民連携で解決していこうという取り組みです。誰もが助け合える社会の実現を目指して、まずは田原本町さまと連携し地域での取り組みを生み出していき、そしてまた全国へと広げていければと考えています。

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特定非営利活動法人おてらおやつクラブ
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