五代友厚プロジェクトさまから寄付金を頂きました


大阪株式取引所・大阪商工会議所などを設立した五代友厚をご存知でしょうか? しばらく前のNHK連続テレビ小説『あさが来た』(2015年前半)でディーン・フジオカさんが演じていたと言えば、思い出す方もいるのではないでしょうか。

先日「五代友厚プロジェクト」の皆さまから、おてらおやつクラブへ寄付金 54,930 円を頂きました。3月に奈良市で開催された「明治の強き女性フォーラム 〜五代豊子にみる主婦道と首府道〜」において、おてらおやつクラブ募金箱に集まった募金です。

■五代友厚プロジェクト
http://godai-project.com/index.html

「五代友厚プロジェクト」とは、五代友厚の功績を顕彰する映画製作を進める会。五代友厚とおてらおやつクラブに一体何の関係が?と不思議に思われるかもしれませんが、そこには運命めいたものを感じるストーリーがありました。

五代友厚の妻・豊子さんは奈良県田原本町の出身。おてらおやつクラブの事務局があるのも同じく奈良県田原本町の安養寺。豊子さんの実家の萱野(かやの)家は安養寺のすぐ近く、萱野家先祖代々のお墓が安養寺にあります。

■五代豊子さんの写真
http://godai-project.com/news03.html

萱野家は赤穂藩浅野氏の家臣、萱野三平(重実)の血を引く家系。豊子さんの兄である、萱野茂さんは天誅組の変(1863年)で幕吏に追われる身となりました。兄が逃亡中、豊子さんは弟たちと安養寺の床下に匿われていました。床下で寒さに震える豊子さんたちにお寺の人が「おにぎり」を分け与えていた、と伝わっています。

およそ150年後、その安養寺でおてらおやつクラブが始まりました。お寺にお供えされるさまざまな「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、経済的に困難な状況にあるご家庭へ「おすそわけ」するこの活動は、大阪で起きた母子餓死事件をきっかけとしています。

安養寺の現住職・松島(おてらおやつクラブ代表)の、貧困に苦しむ方々へ「おすそわけ」せずにはいられない、という強い想い。それは五代豊子さん当時から変わらず安養寺に流れるDNAのようなものかもしれません。不安に押しつぶされそうになるなかで差し出された「おにぎり」の「おすそわけ」はどれほど心強かったでしょう。

おてらおやつクラブに賛同する全国のお寺からの「おすそわけ」にも、同じように「大丈夫だよ。ひとりじゃないよ」というメッセージが込められています。この度の五代友厚から始まったご縁に感謝するとともに、さらに「おすそわけ」のご縁を広げてもっと多くの方々の支えとならなければと決意を強くしました。

皆さまからのご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。