春休み支援に向けた「おそなえ」のお願い

おてらおやつクラブでは現在、3月に来る春休み期間の支援に向けて準備を進めています。

春休みなどの長期休暇は、給食が出ず食費が普段よりもかかり、子どもが家にいることが多くなるため水道光熱費がかさみやすくなります。また進学・進級にあたっては、ランドセルや制服、新しい教科書などの費用もかかります。

家計にゆとりのないひとり親家庭にとっては、困窮度の高まる要因が数多くある春休み。
毎年、多くのひとり親家庭の方から支援を求める声が寄せられます。

今月は修学旅行費、卒業アルバム代等、普段かからない出費があり大変でした。またジャンバー、冬靴の購入や、中学校の入学準備もある為、余分にお金が必要になります。

子どもがコロナ関連で私も仕事に行けず、収入が激減しました。今年1番上の子が中学に上がるので制服代もない状況です。食費も無く、ご飯足りないお腹すいたと言われる毎日です。

子供の防寒具や新年度にむけての出費がかさみ、食事にお金をあまり使えません。保険料も滞納してしまっていています。

加えて新型コロナウイルスの影響もまだ尾を引いています。昨年2月には340世帯に「おすそわけ」を送っていましたが、2021年2月現在おてらおやつクラブが直接支援するご家庭は1,493世帯にまで急増しました。今でも毎日「助けて」の声が届いています。中には解雇や雇止め、派遣切りにあい未だに安定した職が見つからず困っている方もいらっしゃいます。

こうした状況を踏まえ、現在おてらおやつクラブとつながっているひとり親家庭の方々に連絡をとり、希望される家庭へ「春休み臨時便」として食品や日用品を「おすそわけ」します。

皆さまには、春休みの支援に向け、おてらおやつクラブ事務局までお菓子やお米、飲料、日用品などの「おそなえ」をお送りいただきますようお願い申し上げます。
お預かりした品々は仏さまへお供えした後、必要とされているご家庭へとしっかりとお届けいたします。

皆さまからのお気持ちのこもった「おそなえ」は、困りごとを抱えるお母さん・お父さんたちの活力につながります。

シングルで子育てしていると、ふと孤独に感じてしまいますが、誰かが見守ってくれている、困った時は声をあげていいんだという安心感があり、心身共に温かい気持ちになりました。

箱の蓋を開けた時、手書きのお手紙が目に飛び込み涙が溢れました。学校から帰って来る息子の大喜びする顔が目に浮かぶと、又涙が溢れます。栄養を摂らせてやれます。 部屋にお線香の香りがほのかに漂って、心が洗われる気持ちになり、癒されております。

コロナで職を失い入学準備等でお金も無くお米が底をつきそうでどうしようと悩んでいる時にインターネットでおてらおやつクラブを知り、半信半疑でしたが神にもすがる思いで申し込みをしました。生活に欠かせなくなったマスクも入っていて本当に助かりました。これで私もお昼ご飯を今日だけは食べようと思います。

*この記事でご紹介したお母さんからの声は、すべて掲載許可をいただいています。

長引くコロナ禍により大変な状況にある方もいらっしゃるかと存じますが、どうか可能な範囲でお力添えいただければ幸いです。「おそなえ」をお送りくださる方は、下記フォームからお申し込みをお願いいたします。

▼「食品を送る」フォーム
https://otera-oyatsu.club/donation/food/

*以下、「おそなえ(寄贈品)」のご参考にしてください。
■お米について
白米・玄米・レトルト米、いずれでもかまいません。(古いお米はご遠慮ください)
・玄米・・・2年以内に収穫されたもの
・精米済み白米・・・精米してから夏を越さずに1年以内
・混合(複数の精米日が混入)・・・半年以内※冷暗所で保管されていた場合(常温保存の場合はより短くなります)

■食品・日用品など
【お預かりできる品の例】
お米、パックもち、乾麺、飲料、調味料、お菓子類(おせんべい、スナック菓子、ゼリー、グミ、飴、チョコレートなど)、レトルト食品、缶詰、インスタント麺、洗剤・タオル・マスクなどの日用品 etc.

*春らしいパッケージの食品・日用品も大変喜ばれます。
*食品は未開封で、賞味期限が事務局到着時から2週間以上の余裕があるものをお願いします。
*お酒・アルコール飲料は辞退しております。消毒用のアルコールは受け入れ可能です。

■到着時間指定についてのお願い
事務局の業務時間帯【9:00~17:00】に着くよう、時間指定をお願いいたします。