ひとり親家庭から寄せられた「声」

おてらおやつクラブには日々、全国のひとり親家庭のお母さん・お父さんから沢山のメッセージが届きます。

日本の子どもの貧困問題は見えにくいという課題があり、困りごとを抱えるご家庭の「声」は見過ごされがちです。

この1か月(2021年8月22日〜9月20日)の間に届いたメッセージの内、掲載許可をいただいたものをいくつかご紹介します。それぞれが「子どもの貧困問題」の現状に思いをはせ、自分にできる支援の形を考えるきっかけとなれば幸いです。

【お母さん・お父さんからの声】

本当にありがとうございました。
お恥ずかしい話、夏休みの食費が嵩み苦労していました。
今週末は運動会、来週は遠足とお弁当やお菓子を買うのも辛い時に思わずお願いをしてしまいました。
子供に不憫な思いをさせずに済んで心より感謝申し上げます。(お子さま2人のお母さま)

ただいま受け取りました☺︎コロナ禍で、自宅待機となり、悶々と日々を過ごして居ります。色々と不安の中お裾分けを頂き子ども達の喜ぶ顔を見れてとても嬉しかったです。日用品やお米まで入れて頂き、この箱を用意して頂いた方のお気持ちや優しさが伝わってきました。本当にありがとうございます。感謝しかありません。
箱を開けた瞬間に、目には見えない優しさが溢れ、こちらも温かい気持ちになれました。(奈良県の30代のお母さま/男児1、女児1人)

3度目のおすそ分け本当にありがとうございました。

到着した日に子供がいただいて喜んでおりました。
ありがとうございますって伝えといて。と
半分は、お供えしてからいただきました。

コロナ禍にも関わらず沢山の方々からのおすそ分けと住職さんに感謝しています。

夏休みに入り子供が中学1年生の頃コロナが流行り出し一時期休校になった頃学校へ全く行かなかった子供が中学2年の夏休み前に入り将来の事を口に出すようになりました。

部活は毎日のように行きだしました。
夏休み明けがどうなるか分からないですが学校も楽しく行ってくれると良いなと思っています。

こうして良い近況報告をしていければ良いなと感じています。
本当にありがとうございました。(大阪府の30代のお母さま/男児1人)

事務局員コメント
「夏休みで普段よりも食費や光熱水費がかさんで大変だった」という声や「長引くコロナ禍の影響で不安や経済的な困難を抱え続けている」という声が未だ多く寄せられています。

今回はじめて支援を受けさせて頂き対応の早さに感謝しかありません。
食べる物がない中 早急に対応していただけて不安な気持ちにゆとりが持てました。
感謝してもしきれないほどです。ほんとにありがとうございました。(新潟県の40代のお母さま/女子1人)

おやつはもちろん、お米や生理用品まで送って頂き、ありがとうございました!ちょうどストックがなくなり不織布マスクを買わなくちゃと思っていたタイミングだったので、マスクもすごく助かりました。手元のお金が少なくなると、お腹を満たすものが優先され、心を満たすお菓子は後回しになってしまうのが現状なので、箱を開けて沢山のお菓子が詰まっていて、思わず顔がほころんでしまいました。本当にありがとうございました!
手元のお金が少なくなると、必要以上に気持ちが不安になったりします。そんな時に、実際におやつを送って頂けたことで、お腹も心もホッと満たされました。(北海道の40代のお母さま/男児1人)

沢山届いてびっくりしました。
本当にありがとうございます。
子供が大好きなお菓子、ジュースも入っており、すぐに子供達も寄ってきて大喜びでした。
誰から来たの?と聞くので
みんなからのおすそ分けだよーとおすそ分け難しいかなと思いましたが、感謝の気持ちもお話ししていきたいなと思いました。
ほんとうにありがとうございます。(奈良県の30代のお母さま/女児2人)

おすそわけを頂いて、本当にありがとうございます。普段お寺さまに縁のない子どもたちは少しぽかんとしていましたが、上の子は「大事にみんな食べなきゃね」とわかってくれたようです。ゆっくりいただきます。ありがとうございました。
誰かとつながっていることで、ひとりで子どもたちを育てているわけではないと思えました。また、お米やおやつをいただいたことで、食費が大変助かりました。(新潟県の30代のお母さま/男児2人)

事務局員コメント
皆さまからのご寄付やご寄贈が、困りごとを抱えるご家庭を物心ともに支えています。「感謝の気持ちもお話ししていきたいなと思いました」「上の子は『大事にみんな食べなきゃね』とわかってくれたようです」という声に代表されるように、温かい気持ちがお子さんにも伝わっているようです。

初めていただきました!こんなに沢山の食品やお米、生理用品やマスク なにもかも必要なものばかりで本当に助かります。子供も 宝箱を開けるような輝いた眼差しで 開けさせていただきました!一ヶ月の中で一番お金がない時期だったので本当にありがとうございます。大事にします!
子供の笑顔を見れたことで 子供も私も幸せな気持ちになれました。お菓子も入っていて 私だけでなく 子供も喜んで温かい気持ちになりました。生活に必要なものも沢山入れていただいたので 生活費も助かります。感謝の気持ちでいっぱいです。(千葉県の40代のお母さま/女児2人)

沢山の支援をありとうございました。
こんなにも頂けるとは思っていなかったので、本当に感謝しています。
普段買ってあげれない洋菓子などがあり、子供達も喜んでいます。
支援をして頂ける方達が居ると思うだけで、心が楽になり、また、明日から頑張れます。
本当にありがとうございました。
コロナで収入が減り、今まで以上に色々な事を子供達に我慢させてしまったり、気を使わせてしまっていたので、支援のお陰で笑顔を見る事ができました。(奈良県の40代のお母さま/男児1人、女児1人)

今朝届き子供達とドキドキしながら開けました。子供達が好きなお菓子など、もう保護費が入るまで買えなかったお米が入っており涙がでました。本当にありがとうございます。大切に感謝しながらいただきます。本当にありがとうございました!!
私は精神疾患を持っており働きに出れません。生活保護を受給しており、子供二人共に自閉症スペクトラムです。でも、食欲も凄くて長女の部活費等であまり贅沢な物は買い与えてあげれなくお菓子なども我慢させてる状態でした。本当に感謝しかありません。(奈良県の30代のお母さま/女児2人)

沢山送って頂き有り難うございました☆
開けた瞬間、子供たちの喜びの声が凄かったです!
とても喜んでいました!
有り難うございます(*^^*)
優先的におかずになる物を買わないといけなくてお菓子を買ってあげれてなかったので、お菓子が沢山入っていて嬉しかったです。(兵庫県の30代のお母さま/女児1人、男児2人)

事務局員コメント
お母さん・お父さんの中には、自分のことだけでなく我が子の様子も伝えてくださる方がたくさんいます。「子供も宝箱を開けるような輝いた眼差しで開けさせていただきました!」「開けた瞬間、子供たちの喜びの声が凄かったです!とても喜んでいました!」といった声を読むと、その光景が目に浮かぶようでこちらの頬もほころびます。

おてらおやつクラブでは、困りごとを抱えるご家庭をお支えするため、随時皆さまからのご寄付・ご寄贈を募っています。

お力添えくださる方は、下記URLから活動にご協力をお願いいたします。

▼ご寄付(継続寄付・都度寄付)
https://otera-oyatsu.club/donate/

▼ご寄贈(食品・日用品を送る)
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▼古本勧進(古本による寄付)
https://otera-oyatsu.club/donation/book/