奈良県天理市と連携し、ふるさと納税型寄付を受け付けます

認定NPO法人おてらおやつクラブは奈良県天理市と連携し、ふるさと納税の仕組みを利用した寄付の受け付けを開始しました。

この日本で貧困に苦しむ家庭を『おすそわけ』で笑顔にしたい。」のプロジェクト名のもと、2022年4月1日(金)から12月31日(土)まで寄付を募集。

お預かりしたご寄付は、さまざまな事情で困りごとを抱えるひとり親家庭の子どもやお母さん・お父さんたちへ「おすそわけ」を送る事業費として大切に活用いたします。

▼ご寄付はこちらから
https://www.furusato-tax.jp/gcf/1638

*通常のふるさと納税と同様、寄付金控除を受けることができます。
*当プロジェクトには返礼品はありません。あらかじめご了承ください。

「おすそわけ」には、ご寄付から天理市の特産品(お米や加工食品など)を購入して同封し、市内事業者さまを応援するとともに全国の皆さまに天理市の良さを知っていただく機会を作ります。

また、天理市で営業されている飲食店さまへ、ひとり親家庭の親子を招待する食の支援の仕組みを作り、外食・中食の機会を提供。食事代をサポートできるようご寄付を活用いたします。

天理市は地域全体でひとり親家庭を支えていく機運を高めるとともに、生活の安定向上を図り、子どもたちの健全な成長を確保することをめざして、2020年11月におてらおやつクラブと「ひとり親家庭への支援に関する協定」を締結。昨年実施したふるさと納税の仕組みを利用した寄付では、のべ188人の方から約566万円のご寄付をいただきました。

前回の寄付による支援で「おすそわけ」を受け取られたお母さんたちからは、次のような「声」が届いています。

登録後すぐに手元におすそわけが届いたことに感動しました。ジップバックに小分けにされたお米やお菓子から、誰かが手作業で詰めてくださったこと、そして私以外の苦しい生活をしている人と分け合って同じものを食べてるんだなぁってことが想像できて、胸が暖かくなりました。孤独な子育ての中、誰かと繋がりを感じられることがこんなに心に染みるとは思いませんでした。どうもありがとうございました。
(京都府40代のお母さん/男児1人・女児1人)

初めてこのようなシステムを利用しましたが、本当に心温まるお気遣いに感謝しています。わたしはよくあるような身内からの仕送りをしてもらった経験がないからか、中身を見るワクワク感はもちろん「わたしはひとりじゃないんだ」と思えました。送ってくださった皆様の顔を見たり声をきいたこともありませんが、人のぬくもりを感じることが出来ました。ひとり親家庭とコロナ禍が重なったこともあり、身内もいない疎外感や自分の器の小ささに嫌気がさすことが多いです。でもこうやって誰かがわたしたちを知ってくれていること見てくれていることと思ったら、もう少し頑張れそうです。
(愛知県30代のお母さん/女児1人)

子供と外食となるとファストフードなどある程度価格を抑えて決めてしまうので、美味しくて健康的なメニューを楽しめる機会はありがたかったです。奈良に住むシングルの家庭をサポートして下さる先がある事も心強いです。
(奈良県のお母さん)

このプロジェクトを通じて子どもの貧困問題に対して地域が寄り添い、誰もが助け合える社会づくりにいっそう貢献していきます。

コロナ禍の影響がいまだに尾を引いており、困りごとを抱えるひとり親家庭への継続的な支援がいっそう必要な状況です。どうか、お力添えください。

▼ご寄付はこちらから
https://www.furusato-tax.jp/gcf/1638