認定NPO法人おてらおやつクラブ（奈良県田原本町 代表理事 松島靖朗）は、2022年4月～2023年3月の期間、おてらおやつクラブの活動を紹介する巡回展を開催します。

全国12か所の寺院・関係施設を会場とし、１年かけて月ごとに巡回していく本展示会。当活動の内容やその背景にある「子どもの貧困問題」の実態について多くの方に知っていただく機会をつくります。

各会期中には、当活動を紹介するパネルやひとり親家庭から届いた「声」などを展示するほか、活動説明会や「おすそわけ」の箱詰めワークショップ、各地域の支援団体さまの講演・対談など、活動に関心をよせてくださる方々に親近感を持っていただけるような企画を準備中です。

加えて、各会場では常時皆さまからの「おそなえ」（食品・日用品など）やご寄付、古本のご寄贈をお受けいたします。

子どもの貧困はどの地域にも存在する問題ですが、表向きには見えにくく支援の手が伸びづらいという特徴があります。結果として、困りごとを抱えるひとり親家庭のお母さん・お父さん・子どもたちの中には、孤立を深め「助けて」と声をあげることができない方も。

本巡回展を経て各地で子どもの貧困に目を向ける方が増え、「たよってうれしい、たよられてうれしい。」と感じられる、温もりあふれる社会をつくる契機となれば幸いです。

下記詳細をご覧のうえ、お近くの地域で開かれる際にはぜひ足を運んでみてください。

---

おてらおやつクラブ全国巡回展 詳細
＊会期・会場が未定のところもあります。また、都合により変更の可能性もあります。随時情報を更新していきますので、折りにふれてご確認ください。

■スケジュール・会場

■ 内容（各会場共通）

１）活動紹介のパネルの展示
おてらおやつクラブの仕組みや、その背景にある子どもの貧困問題の実態について知っていただく品々を展示します。
また、各会場には巡回展スタッフが在廊する予定ですので、活動に関して気になることやご意見などをお聞かせください。

2019年開催のグッドデザイン大賞展「おてらおやつクラブ丸の内別院」の様子（開催イメージ）

２）常時「おそなえ」受け付け
会場へ、お菓子やレトルト食品、日用品（タオル・洗剤・マスクなど）の「おそなえ」をお持ちください。お困りごとを抱えるひとり親のご家庭や支援団体さまへ「おすそわけ」いたします。

＊どのようなものが持ち込み可能かは、こちらをご参照ください

３）古本の寄贈受け付け
読み終えた書籍等をお持ちください。会期中にお持ちいただいた書籍等は提携会社「バリューブックス」を通じて、当活動に役立てられます。

＊ISBNのないものや、2010年以前に出版されたものなど、寄付にならない本があります。「ご利用ガイド」を必ずご確認の上、お持ち込みをお願いします。

４）各地の支援団体・行政担当部署などを招いての講演・対談
各地域の支援団体の代表の方や、行政の職員さまをお招きし、それぞれの地域での子どもの貧困問題の実態や、それに対する取り組みを知る機会を設けます。

５）その他
各会場により企画内容が異なります。当Webサイトや公式Facebook・Twitterなどで順次情報を発信していきますので、折りにふれてご確認ください。