認定NPO法人おてらおやつクラブ(奈良県田原本町 代表理事 松島靖朗)は、一般社団法人 日本相続知財センター本部と認定NPO法人テラ・ルネッサンスとともに「遺贈寄附に関する周知協力協定」を締結しました。
2024年6月27日(木)には締結式が京都市にて行われ、協定に関する記者会見を開きました。
協定締結の背景
「遺贈寄付」とは、遺言によって自分の財産の全部または一部を団体や法人などへ寄付することです。
日本相続知財センターの仲介で、2024年にテラ・ルネッサンスとおてらおやつクラブ、他1団体に遺贈寄付が預けられました。
私たちが最期を迎えるとき、のこるお金の活用方法として「遺贈寄付する」という選択肢の認知度はまだまだ低い現状があります。その一方で自分の意思で遺産の使い方を決め、社会をより良くするために活用したいと望む人は潜在的に多いと思われ、誰にも託されることのないお金やその背景にある想いが多く眠っているという現状があります。
遺贈寄付をめぐるこのような現状を3団体が共有・議論する中で、各団体の特色を活かし遺贈寄付を非営利セクター(NPOや社会福祉法人・宗教法人などを含む広義)や自治体へ推進していくことを合意しました。
連携内容と今後の展望
3者の連携により、遺贈寄付の仕組みや存在そのものを周知し、関心を持つ人が増えていくきっかけをつくります。遺贈寄付があたりまえに選択肢として挙げられ、自身の願いに適うような遺産の使いみちを選べる文化の醸成につとめます。
その取り組みの第一歩として、日本相続知財センター 本部専務理事の鹿内幸四朗さまとテラ・ルネッサンス理事の鬼丸昌也さま、そして当団体代表の松島靖朗がオンラインで対談し、遺贈寄付に関する知見を動画にしました。
以下のサイトから講座(Webセミナー)を申し込むと、動画の視聴用URLが送られます。ぜひお申し込みのうえご覧ください。お申し込み・動画の視聴は無料です。
▼学校では教えない遺言♡寄付のすすめ~もったいないとほっとけない~
https://yuigonkifu.com/npo-application2024
遺贈寄付は「どのような活動に役立てたいか?」や「誰を守りたいのか?」など、寄付を望む方の最後の想いのこもった「おくりもの」です。
おてらおやつクラブでは、さまざまな困難を抱える子どもを支援するため、皆さまからのご寄付を原資にしながら日々活動しています。私たちが遺贈寄付を受け取ることで、亡き方の想いは途切れることなく子どもたちの成長の糧となり、未来へと続いていきます。
誰かの「終わり」が、遺贈寄付によって今を生きる誰かの活力の「始まり」となります。
私たちの活動が、遺贈する先にふさわしいと安心して選んでいただけるよう今後も活動を続けてまいります。引き続き応援をよろしくお願いします。
*遺贈寄付にご関心のある方は日本相続知財センターさまの以下サイトをご覧ください
▼遺言❤寄付受託サポート無料相談室
https://yuigonkifu.com/consult