認定NPO法人おてらおやつクラブは3月1日からの春休み期間、全国のおてらおやつクラブ登録団体へおすそわけを送るプロジェクト「春のおすそわけ」を実施しました。
4月10日、無事に「春のおすそわけ」のお届けが完了しました。全国248寺院ものお寺さまにご協力いただき、計731団体へおすそわけをお届けできました。
多くのお寺さまのお陰で、終了予定日よりも早く届けることができました。お力をお貸しくださったお寺さま、ご寄付・ご寄贈いただいた皆さまには心より感謝申し上げます。
▼「春のおすそわけ2024」特設ページ
https://otera-oyatsu.club/spring2024/
「春のおすそわけ」を受け取った団体さまからは、たくさんの「うれしい」の声が届きました。
そのうち、地域ごとに最も印象的な声をご紹介します。
【北海道エリア】
各区からの入卒お祝い会の便りが届き、コロナ禍でお寺様から沢山の寄贈があった話も出て皆さん「あの時は不安の中お菓子を頂き子どもとほっこりすることができました」と感謝の言葉が多く聞かれたようです。
先の見えない中、おてら様には本当にお世話になりました。
子ども達の心の中にも、「コロナの時におてらさんからお菓子をいただいたな」と温かい思い出となっているようで感謝の気持ちで一杯になりました。
(北海道:札幌市母子寡婦福祉連合会さま)
【北東北エリア】
今回のおすそ分けでは、食料品の他にマスクもいただきました。マスクの梱包はとてもかわいく、キャラクターもデザインされており、子どもたちに気に入っていただけると思っております。こういった食料品の配布活動でマスクを配布する機会はこれまでなかったので、喜んでいただけると思っております。
(青森県:family cafe あづま~るさま)
【南東北エリア】
安定した収入の確保が難しい場合も多く、中には生活困窮状態で食費を切り詰めている方や、ヤングケアラーの方などもいらっしゃいます。今回のような取り組みによって、そのような方々に対し食料の手当をさせていただくことが出来ると同時に、社会に自分たちを応援してくれる方がいらっしゃるという事を実感することは、彼らのこれからの人生にとって、大きな力になると考えています。これからも地域の若者を支えるために、ご一緒させてください。
(宮城県:特定非営利活動法人Switchさま)
【北陸エリア】
今回いただきましたお菓子などは、被災者支援として能登方面の方々にお分けさせていただきます。大変大きな地震でしたが、水道がやっと開通したや避難されている方たちも少しづつ帰り始め、子供たちも避難先から地元に帰り卒業式が行われたなど少しづつ明るいニュースも聞かれるようになりました。静かな日常が本当にありがたいと感じる毎日です。
そんな中、少しづつ支援活動を続けている当会といたしましては、おてらおやつクラブ様からのおすそ分けは大変助かります。
(石川県:石川県母子寡婦福祉連合会さま)
【信越エリア】
子どもカフェに来ている子供たちに、こんなに美味しそうなお菓子を食べさせてあげられて、嬉しいです。子ども達にはプレゼントしてくださった〇〇様(寺院名を伏せています)に、感謝の気持ちで食せるよう伝えていきます。〇〇様は地元のお寺様なので、直接出向いてお礼を申し上げたいところですが、今は行くことができないので、そちら方面に行く機会がありましたら立ち寄らせていただきます。
(長野県:子どもカフェ「カランコエ」さま)
【関東エリア】
色々なお寺様から色々な型の真心をいただき本当に私達の励みになっています。
この真心を参加者にどうお伝えしていくかが私達の課題になりますが先週はすくすく7周年記念イベントを開催し、皆様からの尊いご支援のお話しをさせていただきました。
私達はいただいた物をお渡しするだけでなくご支援をいただいている皆様の真心をお伝えすることの大切さを感じています。
(神奈川県:金沢子ども食堂すくすくさま)
【中部エリア】
箱を開けて思わず笑みがこぼれました。いろいろなグッズが中に入って一つ一つ手に取りながら23日の学習支援教室のお別れ会のゲーム景品にしたら面白いだろうなと思い準備をしています。この季節にはお別れと出会いがあり、当学習支援教室も別れと出会いが繰り返され9年が過ぎました。4月から新入生を迎え楽しい居場所づくりとなるよう努力していきます。
(三重県:鈴鹿市母子寡婦福祉会さま)
【関西エリア】
日用品、食品と様々にいただけて助かります。特におやつは、子どもたちの目がキラキラする頂き物です。受け取りに来て荷物を持ったり物を選ぶお手伝いを甲斐甲斐しくされてる様子です。また、今回は交流会もあり情報交換して有意義でしたし、同じような悩みがあるんだな、みんな頑張っておられる!私たちもめげずに頑張ろうと思えました。
(京都府:相楽連合むつみ会さま)
※事務局・安養寺では、周辺の団体さまにおすそわけを直接お寺に取りに来ていただき、団体間で情報交換の場を設ける「手渡し会」を実施しています。
【中国エリア】
この度は、ほとけさまのおさがりをお届けくださいましてありがとうございました。箱を開けると墨で書かれたメッセージが入れてあり、その文字の美しさと文面のあたたかさに感動して胸が熱くなりました。いただきましたお心を一人でも多くのひとり親で頑張っている方に、お伝えしたいと思っております。
(広島県:広島市中区母子寡婦福祉会さま)
【四国エリア】
シングル家庭や貧困家庭が外来受診に来られた際に食料をお渡ししています。物価高騰もあり更に生活は厳しくなっています。食料をお渡しすると「しばらくがんばれます。」や子どもからは「やったー。」と嬉しそうに持ち帰られます。
(香川県:香川医療生活協同組合 へいわこどもクリニックさま)
【九州エリア】
別れや出会い、変化のある季節ですが、変わらずに若者を迎えられる場であれるのは、皆様からのご支援あってこそです。今後とも若者への応援、よろしくお願いいたします。
(熊本県:NPO法人トナリビトさま)
【沖縄エリア】
今回は、こども達に段ボールを開封してもらい「うわ!!いっぱい入ってる!」「おいしそう!今日、これ食べたい!」とみかん缶を手にしたりと、とても喜んでいました。ありがとうございました。この日の夕食のフルーツで使いました。
(沖縄県:にじの森文庫さま)
皆さまのご協力により、全国の子どもたちにたくさんの笑顔を届けることができました。
昨年度同様、今年度も困りごとを抱える家庭が急増する夏休み・冬休み期間中に家庭へおすそわけを送る「夏のおすそわけ」「冬のおすそわけ」も実施する予定です。今年度も変わらぬお力添えのほど、よろしくお願いいたします。