奈良県天理市と連携しふるさと納税型寄付を開始

認定NPO法人おてらおやつクラブは奈良県天理市と連携し、ふるさと納税の仕組みを利用した寄付の受け付けを開始しました。「物価高騰の中、さらに孤立する家庭へ『おすそわけ』を届けたい」というプロジェクト名のもと、2023年7月3日(月)から9月30日(土)までご寄付を募集しています。

お預かりしたご寄付は、おすそわけの配送費等の経費や外食機会の提供等の事業費やシステム開発費として、大切に活用させていただきます。また、市内事業者の支援として、おすそわけに同梱する天理市内の産品の購入費にも活用いたします。

▼ご寄付はこちらから
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2272

*通常のふるさと納税と同様、寄付金控除を受けることができます。
*当プロジェクトには返礼品はありません。あらかじめご了承ください。


「おすそわけ」は市内限定ではなく全国へ
本プロジェクトは天理市のふるさと納税として市内へ還元しつつ、お寺からの「おすそわけ」は市内に限らず全国の家庭・団体へ発送します。

子どもの貧困問題は、日本全国に広がる社会課題です。ひとり親家庭が仕事を変え、居住地を変えることも多く、限られた地域だけに目を向けていても問題解決につながりにくい状況にあります。全国で深刻な事態となっている貧困問題を解決するには、全国の誰しもがこの問題に関心を寄せて、できることから行動に移していくことが欠かせません

「おすそわけ」の対象を全国にすることで、より多くの方が本プロジェクトに関心を寄せてくださっています。同時に、「おすそわけ」を必要とする家庭におてらおやつクラブの活動が知れわたることとなり、情報が届きにくい家庭ともつながることができます。

2022年度に実施したふるさと納税型寄付で賜ったご寄付で、多くのご家庭に「おすそわけ」することができました。「おすそわけ」を受け取ったお母さんの声を紹介します。

先ほど無事に受け取りました。今年の秋口に突然ひとり親になってしまい、子どもたちには本当に寂しい思い、辛い思いをさせており、また私自身も毎日普通に過ごすだけで必死で余裕が全くなく、頼れる人もおらず、不安や悩みばかりが募っておりました。そんな時にインターネットで相談窓口を探している中で「おてらおやつクラブ」さんを知り、登録をさせていただいた次第でした。荷物が届き、開けた瞬間、子どもたちは大喜び。私も、誰かに支えていただいている安心感を感じ、物だけでなく心も救われたような本当に有難い経験をいただきました。ありがとうございました。
(30代のお母さん/女児1人、男児1人)

このプロジェクトを通し、誰もが助け合える社会に向けて皆さまと力を合わせていきたいと考えています。なにもかもの値段が上がり、困りごとを抱えるひとり親家庭の状況はますます厳しくなっています。どうぞお力添えをよろしくお願いいたします。

▼ご寄付はこちらから
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2272