※申込は終了しています。
特定非営利活動法人おてらおやつクラブは、埼玉県と「子どもの貧困問題を考えよう 〜子どもの居場所づくりとおてらおやつクラブ〜」という研修会を共同主催にて開催します。
おてらおやつクラブは活動開始から5年となり、賛同のお寺さまは1,000を超え、連携する支援団体さまは400を超えました。しかしながら貧困問題解決のためにはまだまだ十分な数ではありません。支援の輪を更に広げることはもちろん、今後はより一層地域の実情に合わせて対応していくことが、それぞれに困りごとを抱える方へのより具体的な助けになると考えます。
地域に根ざした支援をする上で、公的な支援の担い手である行政との連携は欠かせません。「助けて」と声を上げてくれた方が公的な支援を必要とする場合も少なくなく、根本的な生活改善のためには公的支援を受けるのが近道であることが多いからです。また行政を通じたご縁によって、これまで出会えなかった支援を必要とする方々や支援する側の団体さまとも協力関係を結ぶことができればと願っています。
そういう意味で今回の埼玉県との連携は、まさに貧困問題解決に向けての最初の一歩になると考えています。まず貧困問題の実情を知り、その対策として「こども食堂」や「おてらおやつクラブ」の実践事例を学びます。
当日の基調講義でお話いただく埼玉県福祉部企画幹の内田貴之さまからメッセージが届いています。
埼玉県では、社会全体の力を結集して子どもの貧困問題に取り組んでいきたいと考えており、12月に「こども応援ネットワーク埼玉」を立ち上げたところです。
◆「こども応援ネットワーク埼玉」とは
https://kodomoouen.pref.saitama.lg.jp/埼玉県内には、2,000以上のお寺がありますが、これらは子どもの貧困問題を解決するうえで貴重な社会資源だととらえています。
お寺と地域がつながることで、子どもの居場所づくりや、おすそ分けによる困窮家庭の支援など、子どもの未来を応援する様々な取組ができるのではないかと考えています。
おてらおやつクラブさんとのパートナーシップのもとで開催するこのセミナーをきっかけにして、子どもを中心に据えた「お寺」と「地域」との素敵な関係づくりを後押ししていきたいと思います。地域とつながりたいお寺の皆さん、お寺とつながりたい地域の皆さん。このセミナーをきっかけにして、「やりたい！」という素直な気持ちから一歩前へ踏み出してみませんか？
埼玉県内のこども食堂は100カ所を超え、お寺を会場とするこども食堂もあります。おてらおやつクラブの参加寺院も16カ寺になりました。お寺が子どもたちの居場所となっていたり、お寺からの「おすそわけ」を通して支援団体の活動が充実したり、地域で子どもを支える仕組みが育っています。それらの事例から参加者一人ひとりが自分にもできることを考え、実際に行動に移していただければと思います。
お寺さま、支援団体の皆さま、その他ご関心ある方はどなたでも参加可能です。どうぞ奮ってご参加くださいますようお願いいたします。
日時： 2019年2月14日（木）13:30〜16:30
場所： さいたま商工会議所会館 2階ホール 〒330-0063 さいたま市浦和区高砂3丁目17-15
主催： 特定非営利活動法人おてらおやつクラブ、埼玉県
内容：
（１）基調講義
基調講演「子どもの貧困の現状について」
埼玉県福祉部企画幹 内田貴之
（２）事例発表１
お寺による子どもの居場所づくり
①まんがんじ子ども食堂
和光市 満願寺 石井秀和
②こども食堂かくしょうじ
東京都調布市 覚證寺 細川真彦
（３）おてらおやつクラブプレゼン
おてらおやつクラブ事務局 桂浄薫
（４）事例発表２
おてらおやつクラブに参加して
①まんがんじ子ども食堂（参加の寺院）
和光市 満願寺 石井秀和
②NPO法人さいたまユースサポートネット（参加の支援団体）
（５）交流会・おてらおやつクラブ相談
申込方法：
メール件名に「2月14日セミナー申込」と書き、本文に下記の①～⑦までを記載して送信ください。
◆メール送信先 こども応援ネットワーク埼玉事務局 kodomoouen@pref.saitama.lg.jp
＜記載事項＞
①氏名
②所属名
③職名
④電話番号
⑤メールアドレス
⑥活動拠点とする市町村名
⑦参加理由（複数選択可）
ア こどもの貧困の問題に関心がある
イ おてらおやつクラブに関心がある
ウ 子ども食堂などの子供の居場所を開くための場所を探している
エ お寺とつながりたい
オ おてらおやつクラブの支援団体登録に関心がある
カ その他（自由記述）
問い合わせ：
こども応援ネットワーク埼玉事務局
埼玉県福祉部企画幹 内田貴之
電話 048-830-3204
メール kodomoouen@pref.saitama.lg.jp
