おてらおやつクラブ事務局 スタッフ紹介

Posted on 2016年3月4日

 

スタッフ

 

「おてらおやつクラブ」の活動が広がり、お寺さまや支援団体さまとの連携を円滑にすすめるために調整役として事務局の重要性が増しています。活動当初より多くのボランティアスタッフのお力添えを頂いて事務局運営をしています。みな本業を抱えながら、そして子育てしながら、それぞれのプロフェッショナルを持ち寄り活動に参加しています。全国の皆さまとお会いできる機会もあることでしょう。代表の松島がナビゲーターとなり、皆さまに我々の仲間を紹介したいと思います。

(一番最後に松島からメッセージがあります)

 

【追記】2016年5月、遙山典仁を追加しました

 

 

遙山典仁

遙山典仁(はるやまてんにん)さんは、佐賀県にある永林寺で副住職をされています。お寺に隣接する保育園でもお仕事をされており、常に子どもたちの未来について考え行動されるお坊さんです。九州での支援活動とともに、先日発生した熊本震災支援でも司令塔となっていただいております

 

● おてらおやつクラブを知ったきっかけは?

 

彼岸寺からのお知らせがきっかけだったと思います。すごいことが始まると感じ、参加希望のメールを送りました。

 

● 活動の第一印象は?

 

目からウロコのアイデアだと思いました。距離が離れていてもおやつを送ることで参加できるなら、九州にあるうちのお寺でもできるし、続けられる!と胸が熱くなりました。

 

● 参加してみてあなたに起こった一番の変化は?

 

子どもの貧困という窓を通じて、子どもや子育てに関するいろいろな問題を意識するようになりました。子どもや子育て家庭と日々接する仕事をしていますが、それでも直接的に子どもの貧困と出会う機会はそう多くありません。なかなか当事者として実感することは難しいのですが、できるだけ想像力をもって子どもや保護者の方と接するようにしています。

 

● 今年は活動を通してどんな一年にしたいですか?

 

私の場合、佐賀で説明会を開催させてもらったことで少し世界が広がりました。九州にも他にそういうお寺さんが増えるといいなと思います。そのためにも、九州のお寺さんや様々な活動に携わっている方々に、おてらおやつクラブを知ってもらい、つながっていけるようにしたいです。

 

 

渡邉元浄

渡邉元浄(わたなべげんじょう)さんは、静岡県伊豆の国市にある正蓮寺というお寺で住職をされています。未来の住職塾がご縁で、様々な機会にご一緒させていただいております。自分のことはさておき、お檀家さんや地域の人々を喜ばせることしか考えていない、とにかく彼の周りには笑顔がいっぱいです。

 

● おてらおやつクラブを知ったきっかけは?

 

松島さんに声をかけれらて。これならだれでもできる!なんでいままでなかったんだ!とすぐに参加を決めました。

 

● 参加してみてあなたに起こった一番の変化は?

 

ご来寺された方が菓子折りなど持ってこられると、「実はこういう活動がありましてですね・・・」と話題にあがります。その一方で、正蓮寺では保育園幼稚園を経営していますので、様々なご家庭の様子を普段から身近に見ていることもあり複雑な心境になることもあります。

 

● 元浄さん、いつもの話、聞かせてくださいよ。

 

僕の祖父は3歳で父親が亡くなり、幼少期は祖母一人に育てられたそうでした。尊敬する祖父がひとり親家庭だったこと、そして檀信徒の多くの勧進の中で教師になり、教鞭を振るいながら僧侶となったこと。未来を見据えてながらも、振り返る過去の重さを感じながら、行動していきます。

 

● 今年は活動を通してどんな一年にしたいですか?

 

僕の一年の目標は、檀信徒、幼稚園保育園保護者へ活動の周知を深めること、観光地でもある伊豆で流通する食品「おみやげ」を「おてらおやつクラブ」を通じて支援の流れにのせていく仕組みづくりに取り組みたいと考えています。地元静岡県内にあるラジオにも出演してどんどん広めていきますよ!

 

小坂由美子

小坂由美子(こさかゆみこ)さんは、都内在住の女性。広報のお仕事をしながら、二児のお母さんでもあります。一つ聞けば十を知る、クレバーな女性で現在は東京を中心に広がる「子ども食堂」や、活動に興味を持ってくださる企業さまとの連携などを担っていただいています。

 

● おてらおやつクラブを知ったきっかけは?

 

前職で一緒だった同僚(一般社団法人お寺の未来 代表の井出さん)を通じて。そのあと、ママ友である未央さんと、子どもの貧困について語り合っていたときに、おてらおやつクラブの話題になり、二人で参加することとなりました。

 

● 活動の第一印象は?

 

自分にとって「おてら」はそれほど近い存在でなかったのですが、「おてら」がもっと地域のために役立つ場になれるし、なってほしいと思いました。「おやつ」のおすそわけだけでなく、何かあったときにちょっと話を聞いてもらえたり、子どもを預けられたり。地域の保護者にとって、「おてら」がそんな存在になってくれたら良いなと思いました。

 

● 参加してみてあなたに起こった一番の変化は?

 

子どもの貧困問題に敏感になりました。自分の子どもがいく予定の小学校でも、孤食の問題があると聞き、本当に身近な話なんだと実感しました。

 

● 今年は活動を通してどんな一年にしたいですか?

 

「おてら」が子ども食堂など、地域の親子が交流する場になれるようなサポートをする一年にしたいと思います。

 

蒲池卓巳

蒲池卓巳(がまいけたくみ)さんは、愛知県にある長善寺の副住職さん。活動が始まった当初、はやくから賛同の手を上げてくださり、とくに地元名古屋で支援団体の開拓を担ってくださっています。僕がおてらおやつクラブのプレゼンテーションで、あるお坊さんは「この活動を知った時、10年は関わろうと覚悟を決めました」とメッセージをくれたエピソードを紹介することがあります。この言葉の持ち主が蒲池さんです。

 

● おてらおやつクラブを知ったきっかけは?

 

彼岸寺から「おてらおやつクラブを始めます!」というメッセージが届いたのがきっかけです。届いた瞬間「これだ!」と思いました。

 

● 活動の第一印象は?

 

この活動なら多くの人が小さなことでもできる範囲で関わり続けられると思いました。細く長く関わり続け、共に歩き続けていこうと思えました。そして子どもたちが大人となるだろう時間を考えて、少なくとも10年間は続けようと決めました。

 

● 参加してみてあなたに起こった一番の変化は?

 

おてらおやつクラブを通して、檀家さんも含め地域の人々とお寺の外で地域のことについて話し合うようになりました。またこの地域で生きる当事者の一人として、ささやかでも子どもの貧困という課題に関わり続けるにはどうしたらいいのか自問するようになりました。

 

● 今年は活動を通してどんな一年にしたいですか?

 

「出会い直していく」一年にしたいです。これまでにお世話になった人たちと、社会と、仏教と、自分自身と出会い直していく(=問い続ける)一年にしていきたいです。

 

 

井出悦郎

井出悦郎(いでえつろう)さんは、活動の運営母体「一般社団法人お寺の未来」の代表です。会うと仕事の話、活動資金の調達の相談ばかりしています。ロジックを超えた人間味がなにより魅力です。活動が成長変化していく節目に、活動が継続していくための知恵の提供者であり、頼りになるディスカッションパートナーです。

 

● おてらおやつクラブを知ったきっかけは?

 

活動開始すぐの松島さんとの会話で知りました。今度大阪の支援団体さんと協力してお供え物をおすそ分けする活動を始めることにしたんですよ!とワクワクしながら企画を話してくれたことを覚えています。

 

● 活動の第一印象は?

 

とっても良いことやってる!(個人的な嗜好だが)おやつよりももっと栄養になるものを送ってあげられるといいなと、活動の発展に思いを巡らせました。

 

● 参加してみてあなたに起こった一番の変化は?

 

こどもの6人に1人が相対的貧困というのは周囲を見ていて(現在も)ピンと来ないのですが、自分の生活圏にそのような家庭がいないかどうかということが日常生活の中で気になり、意識を向けるようになりました。

 

● 今年は活動を通してどんな一年にしたいですか?

 

大阪と並び立つくらい貧困が隠れている東京(首都圏)において、何らかの戦略的な施策を実施したいです。おてらおやつクラブに参加されている多くのメンバーが活動しやすくなるよう、目に見えない部分での環境整備に貢献したいです。また、一年というよりは今後もずっとですが、おてらおやつクラブが常に正しい方向に進んで行けるよう、大局観を見失わない番頭的視点を大切にしていきたいです。

 

 

野田芳樹

野田芳樹(のだよしき)さんは、愛知県春日井市にある林昌寺で副住職を務める和尚さん。事務局最年少の26歳です。年齢にそぐわない落ち着きは禅僧修行の賜物でしょうか。時折見せる愛嬌は、事務局メンバーの母性をくすぐります。活動を多くの一般の方々に知っていただくための企画を担当してもらっています。

 

● おてらおやつクラブを知ったきっかけは?

 

「お寺の未来」のHPを見ていて、たまたま「おてらおやつクラブ」にたどりつきました。説明を読み、「これこそ自分が探していた活動だ!」と思ったため、間髪入れずに登録のメールを送りました。

 

● 活動の第一印象は?

 

「自坊の余力を社会に還元して貢献できる、なんて素晴らしい活動なんだ!」というのが第一印象です。

 

● 参加してみてあなたに起こった一番の変化は?

 

これまで余ってしまっていたおそなえを「然るべき人に食べてもらえている」という実感が湧き、自分自身はもちろんのこと、お供えされた方も、お供えを受ける亡くなった方も喜んでいるのではないかと、勝手ながらに思っています。

 

● 今年は活動を通してどんな一年にしたいですか?

 

日本の貧困層の現状をもっと知り(特に子ども)、自身の「想像力の貧困」から脱却したいです。そして活動に取り組む中で、様々なお坊さんや支援団体の方、ひとり親家庭の方と出会い、対話をし、少しでも多くの方に人の温もりを感じていただけるような一年にしていきたいと思っています。

 

 

桂浄薫

桂浄薫(かつらじょうくん)さんは、奈良県にある善福寺というお寺のご住職です。おてらおやつクラブ事務局長として、また僕の女房役としてお支えいただいています。「桂さん、おやついっぱい余ってますよね?」からすべてが始まりました。全国へ活動を広めるべく持ち前のフットワークで皆さまの元へ支援の輪を広げていきます。

 

● おてらおやつクラブを知ったきっかけは?

 

松島さんに「桂さん、お寺のお供え物余ってないですか? 余ってますよね?」と誘われたのが活動を共にするスタートでした。

 

● 活動の第一印象は?

 

お供え物をなんとか消費するのに悩まなくて済むと思いました。お供え物のおすそわけは今までも多くのお寺がしていることですが、こうして分かりやすい仕組みにすることで全国的なムーブメントになるのではと、大きな可能性を感じました。

 

● 参加してみてあなたに起こった一番の変化は?

 

貧困問題を始めとする子どもの問題に敏感になりました。それでもまだまだ「自分のこと」としてリアルに感じられないのが正直なところです…

 

● 今年は活動を通してどんな一年にしたいですか?

 

事務局長として、おやつの輪を全国津々浦々に広げると共に、自分自身が貧困状態にある親子に出会う機会を増やす一年にしたいと考えています。

 

 

木原祐健

木原祐健(きはらゆうけん)さんは、東京にある光明寺で様々な活動に取り組まれているお坊さんです。元祖お寺カフェ「神谷町オープンテラス」の店長さんでご存じの方も多いでしょう。おてらおやつクラブの東京の活動拠点として、多くのご寄付を受け取る窓口になってくださり、それらの「おそなえもの」を毎月都内各所へ「おさがり」としてお届けくださっています。

 

● おてらおやつクラブを知ったきっかけは?

 

松島さんからお話をお伺いしました。お寺にもご家庭にも喜ばれる活動だと思いました。

 

● 参加してみてあなたに起こった一番の変化は?

 

貧困について意識する機会が多くなりました。私は20代前半に職がなく、日雇い派遣で食いつないでいました。その頃感じていたのは、金銭的な貧しさや他者と繋がることの難しさ、適切なサポートを受けることの難しさです。

同じように派遣で働く方の中にはお子さんを一人で育てる親御さんもいらっしゃったと記憶しています。

 

今の私は縁あって良き仲間や仕事に恵まれていますが、貧困は遠い話でも他人事でもありません。

今苦しい状態にある方が、そこから脱するために、私たちにはどんなことができるのか、と折に触れて考えるようになっています。

 

● 今年は活動を通してどんな一年にしたいですか?

 

まずはそれぞれのご家庭の方々がつながりを感じていられるよう、支援を続けていければと思います。いつか、「子どもの貧困」という言葉が死語になればと思います。

 

 

高山信雄

高山信雄(たかやまのぶお)さんは、名古屋にある久遠寺の副住職さん。おてらおやつクラブの企画「古本勧進」の立ち上げ当初からのご縁です。フットワークの軽さだけでなく、動いたからには必ず結果を出す男前です。どういうわけか、彼にあうと自分には弟がいたかのように兄貴面させてもらえる存在です。

 

● おてらおやつクラブを知ったきっかけは?

 

彼岸寺企画だった頃の「古本勧進」の流れで知りました。

 

● 活動の第一印象は?

 

お供え物を有効利用できる場がある、と思いました。反対に社会からみえない寺のお供え物事情を露呈してしまう怖さも感じました。

 

● 参加してみてあなたに起こった一番の変化は?

 

お供え物への感謝の念が変わりました。お檀家さまから頂戴した仏様へのお供え、お下がりとして頂戴することが当たり前ではなく、お供えをあげてくださること、お下がりとして頂戴できることのありがたさを痛感しています。そのほんの一部ではありますが、おすそ分け出来る喜びを感じています。

 

同時に社会問題、地域問題にも興味が出てきました。今まで何も知らなかったというのは恥ずかしい限りですが、関わる方々のお話しを聞いて「自分のできることをしていく」ということが団体さんのお手伝いになる、また問題解決の糸口になるかもしれない、とやる気をもらっています。

 

● 今年は活動を通してどんな一年にしたいですか?

 

事務局として手となり足となり、東海エリアを中心に活動を広げていきます。けれども、活動自体は事務局中心ではなく、お坊さん一人一人に問題意識をもってもらい主体的に動いてもらえるように伝えていきたいです。

 

 

辰巳未央

辰巳未央(たつみみお)さんは、都内在住の女性。二児のお母さんでもあります。僕の「はとこ」の奥さまでもあり、不思議なご縁を感じています。社会福祉士の勉強もされており、子育ての当事者として、我々僧侶では気づけない視点から活動をサポートしてくださっています。

 

● おてらおやつクラブを知ったきっかけは?

 

松島さんのFacebookでの投稿だったと思います。

 

● 活動の第一印象は?

お寺に集まるお供えでひとり親支援という形は新しいけれど、すごく腑に落ちる仕組みだと思いました。無駄がない感じです。上手く表現できませんが(汗) それと同時に、お寺という存在の大きな可能性を感じました。

 

● 参加してみてあなたに起こった一番の変化は?

 

自分の子の幸せは独立したものではなく、この社会に生きるすべての子どもたちの幸せが彼らの幸せに繋がっていると感じるようになりました。(日本社会という大きな単位で物事を考えることが多くなりました) あと、お寺が少しだけ身近になりました(^^)

 

 

● 今年は活動を通してどんな一年にしたいですか?

 

東京でできる活動を地道にやり、少しでもおやつクラブの活動を広めたいと思っています。

 

 

坂下佳織

坂下佳織(さかしたかおり)さんは、奈良県在住の女性。二児のお母さんでもあります。おてらおやつクラブの中枢業務でもある事務局窓口として、活動が大きくなるにつれ増え続ける全国のお寺さんや支援団体さんからのメッセージやご相談に対応いただいています。エクセルを使わせたら我々メンバーの中で右に出るものはいません!

 

● おてらおやつクラブを知ったきっかけは?

 

友人のフェイスブックでおてらおやつクラブの発送をお手伝いしている記事を拝見しました。

 

● 活動の第一印象は?

 

今までの生活では私とお寺さんとの距離は遠かったので、たくさんのお寺さんが精力的に活動されていることに驚きました。法事の時と月参りの時に来る人と思ってましたので(汗)

 

● 参加してみてあなたに起こった一番の変化は?

 

誰かの力になりたい、その気持ちがどんどん強くなっています。

 

● 今年は活動を通じてどんな一年にしたいですか?

 

事務局メンバーとしてお母さま・支援団体さん・お寺さまとメールでやりとりさせて頂いています。メールでのメッセージからも温もりを届けていけたらと思います。微力ですが、おてらおやつクラブに関わる皆さんがより動きやすいよう支えになれたら嬉しいです。頑張ります。

 

 

松島靖朗

活動を始めて2年が過ぎ、日本全国で支援の輪が広がってきました。支援の現場ではさまざまなことが起こっており、我々の事務局にも日々さまざまな対応を求められる状況です。

 

ご紹介した事務局メンバーは、皆それぞれに子育てや仕事、お坊さんとしてお寺の法務があるなかで、「おてらおやつクラブ」の運営に参加してくれています。
なかにはまだお互いに顔を合わせたことのないメンバーもいますが、ともどもに未来の明るい希望をもって、連日オンライン上で事務局運営が活発になってきています。

 

「おてらおやつクラブ」では全国各地でプロジェクトリーダーとして事務局運営に参加して頂ける方を募集しています。我こそはという方がおられましたら事務局までお問い合わせください。

 

(おてらおやつクラブ代表 松島靖朗)