新職員ごあいさつ~誰かの「ちょっとした心の支え」になるために~

はじめまして!このたび新たにおてらおやつクラブの事務局職員となりました、上村康弘(かみむらやすひろ)です!

なんと、おてらおやつクラブ初の「お坊さんではない男性職員」でございます。

今回は、僕の簡単な自己紹介と、どんな想いを持っておてらおやつクラブで働こうと思っているのかをお話させてください。

これまでの経歴

学生時代は、子どもとの野外活動の指導員、子ども食堂の運営などに携わってきました。
これまで放課後等デイサービス、就労移行支援、若者の居場所作り事業等に従事した経験があり、主に「社会との間に生きづらさを抱えておられる方々」と関わってきました。

また、フリースクールや不登校親の会などの、学校に行きにくいお子さんや保護者さまと関わる活動を現在も個人的に続けています。総じてこれまで「子どもの教育・福祉」に関する活動、お仕事を中心に携わってきました。

なぜ子どもと関わることを選んできたかというと、僕自身の過去に理由があります。

僕は学校へ行くことが苦手でした。学校へ行くことがしんどい時にいろんな人から支えていただきました。そのような経験があるので、できる限り僕も今の子どもたちの支えになりたいという思いがあり、子どもと関わることを選んできました。実は子どもと関わることで、僕自身が支えてもらっているところもあるのですが(笑)

NPOで働こうと思った理由

僕は働く上で、「やりたいことを仕事にする」というスタンスを持っています。生きていく以上お金は必要で、そのためにはお仕事をしないといけません。人生の大半の時間を割くお仕事は、自分のやりたいことをしたいと考えてきました。

おてらおやつクラブはNPO(非営利組織)です。NPOは、利益を第一の目的とせず、社会の課題解決に取り組む組織です。自分も含めて、いろんな人が生きやすい社会を作っていきたいと考えていた僕にとって、一番マッチしたお仕事の形がNPOでした。

おてらおやつクラブで働こうと思った理由

おてらおやつクラブと出会ったのは、奈良事務所がある安養寺でした。
もともと知人の紹介により、3年前から安養寺で寺務のお手伝いをしていました。安養寺を手伝う中で、おてらおやつクラブのことを知りました。

おてらおやつクラブでは「困りごとを抱えているご家庭」と「社会のために力になりたい方」を繋ぐ仕組みづくりをしています。そのような画期的な仕組みに惹かれ、自分もこの活動に加わり、事務局の皆さんと一緒により良い仕組みづくりを考えていきたいという思いが芽生えてきました。

これまで、社会に生きづらさを感じる方と関わる機会が多くありました。僕自身も生きづらさを感じる者の一人で、学生時代にはどうしようもなくしんどい思いをすることがありました。そんな時に心の支えになったのは、人との関わりでした。人との関わりが、直接僕が抱えている問題の解決につながったわけではありませんが、気にかけてくれているという事実だけで、少し気持ちが楽になったことを覚えています。

自分自身の経験から想像すると、生きづらさや困りごとを抱えている方々は、「どうにかしたいけど、どうしたらいいかわからない」という人が多いのではないかと思います。僕は、そんな方々のちょっとした心の支えになりたいと考えています。困りごとの直接的な解決につながらなくても、たとえば明日生きていくための食べ物があれば、何かが変わるきっかけになるかもしれません。少しでも誰かとのつながりを感じられることで、明日もがんばろうと思ってもらえるかもしれない。僕は、これから関わる誰かの「ちょっとした心の支え」になりたいと思っています。

これからやっていきたいこと

現在僕は、おてらおやつクラブでさまざまなことを経験させていただいています。寄付者さまのご対応、ご家庭へ送る物資の準備など、デスクワークをするときもあれば、お米や食品を運んで体を動かすときもあります。

どれも刺激のあるお仕事で楽しいのですが、特に楽しいことはボランティアさんと一緒に作業をしている時です。ありがたいことに、おてらおやつクラブには日々たくさんのボランティアさんが来てくださっています。来てくださるボランティアさんと一緒に作業していると、皆さんがいろんな思いを話してくださることがあります。どこでおてらおやつクラブを知ったのか、どうしてボランティアに行こうと思ったのか、そんな皆さんの多種多様な思いを聞けると嬉しい気持ちになります。

そもそも僕は人と関わることが好きなんだと思います。今後は人と関わることが好きな性格を活かして、もっと人と関わる取り組みにも携わっていきたいと考えています。

僕はお坊さんではないので仏教のことにはあまり詳しくありませんが、他の職員にはない視点で、おてらおやつクラブを必要としてくださる人たちと関わっていきたいです。
お話をすることが好きなので、僕のことを見かける機会がありましたらお声がけいただけると嬉しいです。たくさんお話しましょう!