当活動への賛同寺院が1,500か寺を超えました

2020年9月に入り、特定非営利活動法人おてらおやつクラブの賛同寺院が1,500か寺を超えました。
初めは奈良県の1つのお寺・1人の僧侶から始まった当活動も、開始から約7年が経ち、気がつけば多くの方に関わっていただくようになりました。

「宗派を超えてお寺が活動していて、すごいですね!」という声をかけていただくことも多くありますが、真実は「『子どもの貧困』という見過ごせない問題を知り、それを解決したいと願って集まった人々が、結果的に様々な信仰を持っていた」ということでしょう。
お寺のみではなく神社さまも登録してくださっていたり、天理教の方も発送ボランティアや食品寄贈という形で関わってくださったこともあります。カトリックの教会で行われる子ども食堂とも縁ができました。願いを持って活動に加わってくださる方が増えればふえるだけ、国内の子どもの貧困問題解決に寄与できる可能性が拡がっていきます。

先般実施したインパクトレポートの総合評価に以下のような結果が現れています。

おてらおやつクラブの仏様からの「おすそわけ」による支援は、経済的な困苦を和らげるだけでなく、心理的な安心感を与え、人とつながっている実感を持てるものであるという成果が確認された。
「数字で現れる結果(アウトプット)」で見ると、コロナ禍による影響が一部の指標に現れているものの、ほとんどの指標で前年度を上回る結果となっている。また、支援を受ける団体・家庭で設定した「初期成果(アウトカム)」で見ると、すべての指標でポジティブな変化が見られた。

*インパクトレポートのより詳しい内容については以下をご参照ください
https://otera-oyatsu.club/2020/06/impact_report_2019/

日々おてらおやつクラブの活動を支えてくださるご寺院の皆さまに、事務局一同改めてお礼申し上げます。

しかしながら、まだまだ日本国内の子どもの貧困問題は根深く、今なお7人に1人の子どもが経済的な困難を抱えながらの生活を余儀なくされています。

1,500か寺という数字を違った角度で眺めると、全国の7万を超えるお寺の内の約2%にすぎません。まだまだ子どもの貧困問題解決に貢献できる可能性が眠っています。

多くのお寺さまが賛同してくださる中で、その関わり方も多様になってきています。具体的には、

・「おすそわけ」を支援団体へ送る
・おてらおやつクラブ事務局へ「おそなえ」を寄贈する
・寄付により活動を支える
・本堂などに募金箱を設置する
・「古本勧進」により古本の買取金額を寄付する
・フリーマガジン『てばなす』やリーフレットを檀信徒さまや地域の方に配る
・ご縁のあるお寺へ、当活動について紹介する

などの関わり方があります。

現在、お寺の登録数が伸び悩んでおります。活動の基盤をいっそう強固なものにするためには、より多くのお寺さまのご協力が不可欠です。一つひとつの行為は小さくとも、多くの力が集まることで課題解決の大きな推進力となります。引き続き、お寺さまのご登録をお待ちしております。

▼ご登録はこちらから
https://otera-oyatsu.club/temple/regist/

既にご参加のお寺さまは、ぜひ活動をご無理のない範囲で続けていただくとともに、有縁のご寺院へご紹介いただきますようお願い申し上げます。

*紹介いただく際、リーフレット等の資料は以下にまとめていますので、適宜ご利用ください
https://otera-oyatsu.club/data/