【終了】貧困問題解決に向けたアイデアソン・ハッカソンを開催

─ 募集は締め切りました ─

認定NPO法人おてらおやつクラブ(奈良県田原本町 代表理事 松島靖朗)は、奈良工業高等専門学校竹原研究室(代表 竹原信也)と共同企画「奈良ソーシャルクリエイションキャラバン2021」を開催します。「貧困問題の解決」をテーマに、学生や地元企業が集い、4日間に渡ってアイデアソン・ハッカソンを実施します。

アイデアソン・ハッカソンとは、アイデア(Idea)、ハック(Hack)とマラソン(Marathon)を掛けあわせた造語で、参加者がグループになって与えられたテーマについて集中的にアイデアやサービスを考案し、斬新さや技術の優秀さなどを競うイベントのことです。2000年代に生まれ、現在では企業や行政、大学などが産業やアート、教育などさまざまな分野でイノベーションを生み出すためのアイデアソンが開催されています。

子どもの貧困という課題を解決するには、課題に取り組むNPOや民間団体や行政だけではなく、地域の皆さまのご理解とご協力が不可欠です。そこで、地域を巻き込んだ取り組みの端緒として今回の企画が始まりました。

今企画の開催にあたっては、各分野の参加者がそれぞれの立場からアイデアを出し合い、貧困問題の解決につながるアイデアやスキームの創出を目指します。
同時に、参加者が子どもの貧困という社会問題を知り、それぞれが連携することで地域社会のネットワークを構築し、「共助」社会構築の一助となることを目的としています。

今回の企画で生み出された成果は、事業化や行政への政策提言という形で社会へと反映したり、情報発信を通じて課題解決へと繋げます。

■共催コメント

〇奈良高専 竹原研究室 竹原信也 様

今回、認定NPO法人おてらおやつクラブ様と共に、工学系の大学院生や高専生、市民団体、企業、金融機関が集結し、それぞれの知識や経験を持ち寄り「技術」をキーワードに持続可能な形で貧困問題を解決するしくみやアイデアを考える4日間の旅に出てみたいと考えています。
そして民間企業やNPO、教育機関、学生がこの問題に対して、他人事ではなく「我が事」として「地域の問題」として捉え、向き合っていく姿勢、持続可能な形で向き合っていく関係づくりにチャレンジしてみたいと思います。
4日間の旅の終わりに、どのようなアイデアが生まれるのか、そしてどのような構想を描くのか。私にはわかりません。
しかし、仏教伝来の地ともいわれるこの「奈良」から、新たな旅の始まりとなるような「未来」に向けたポジティブなメッセージを発信することができればと考えています。

〇NAIST(奈良先端科学技術大学院大学)起業部 代表 安西崇 様

あらゆる業種や分野でのIT化が叫ばれる今日、僕は世の若い人が社会に対して貢献出来ることは数え切れないほど存在していると考えています。
僕たち学生が普段から当たり前のように使っているツールや技術を使うことで世の中を「ちょっと便利」にできることって意外にたくさんあるんです。
僕は2019年にNPO法人おてらおやつクラブと出会い、この国の逼迫した貧困問題について知りました。
今年に入ってそんな状況の前進に少しでも貢献するため、僕は仲間たちとおてらおやつクラブの活動に「ちょっと便利」なシステム開発に挑戦しました。
そのシステムはとても高い評価を頂き、いろいろな機能を追加しながら今も少しずつ大きくなってきています。
はじめは「ちょっと便利」でいいんです。
それは少しずつ大きくなって、やがて大きな課題解決に繋がっていくことを僕は確信しています。
この奈良ソーシャルクリエイションキャラバンでは、地域の課題とその解決の第1歩となる「ちょっと便利」を創り出す体験をみんなで共有することを目指します。
どうかご協力のほど、よろしくお願いいたします。

▼「奈良ソーシャルクリエイションキャラバン2021」詳細

■日程
[第1部] アイデアソン・コロナ禍で喫緊する貧困問題に立ち向かえ!
9月1日(水) 13:30~17:30
9月2日(木) 13:30~17:30

[第2部] ハッカソン・「技術力×発想力」で地域課題をクリアせよ!
9月11日(土) 9:30~16:30
9月18日(土) 13:30~17:30

■会場
奈良県コンベンションセンター
奈良県奈良市三条大路一丁目691-1

■主催
独立行政法人 国立高等専門学校機構奈良工業高等専門学校竹原研究室
認定NPO法人 おてらおやつクラブ

■助成
公益財団法人ちゅうでん教育振興財団

■参加協力(2021年8月9日時点)
・奈良先端科学技術大学院大学起業部(https://nine-naist.org/
・神奈川工科大学 創造工学部 ホームエレクトロニクス開発学科 山崎研究室(http://yamalab.com/
・フルックスグループ(https://www.frux.jp/
・株式会社タナベ(https://www.jukichi.jp/
・東洋スクリーン工業株式会社(https://www.toyoscreen.co.jp/
・日本政策金融公庫/奈良ソーシャルビジネス支援ネットワーク(https://www.jfc.go.jp/n/finance/social/shien.html
・奈良信用金庫(https://www.narashin.co.jp/
・奈良中央信用金庫(http://www.narachuo-shinkinbank.co.jp/
・南都銀行(https://www.nantobank.co.jp/
・Code for Nara(http://code4nara.org/
・CODE for IKOMA(https://www.code4ikoma.org/
・CODE for YAMATOKORIYAMA(http://code4yamatokoriyama.site/

■参加申し込み
※7月31日をもって募集を締め切りました

■その他
*申し込み多数の場合、参加をお断りする場合がございます。予めご了承ください。
*第二部ハッカソンにご参加いただく場合、各自でパソコンをご持参ください。
*本企画に関するお問い合わせは「お問い合わせ」フォーム(https://otera-oyatsu.club/contact/)からお願いします
*取材をご希望の場合は「取材依頼」フォーム(https://otera-oyatsu.club/activities/edification/press/)からお願いします

特に貧困問題に関心のある学生さまや企業さま、是非ともご参加ください。個人でのご参加も歓迎です。複数名での参加をご検討の場合は、「お問い合わせ」フォーム(https://otera-oyatsu.club/contact/)よりご相談ください。

皆さまのご参加を、心からお待ちしております。